6/17(土)
快晴で東京競馬場で使う馬もなく箱根へ。
こんな日はゴルフでしょう。
夜は成蹊中学のクラス会も控えており、朝は元気いっぱいに自宅を飛び出した。
箱根CCへ到着し、軽く練習してスタート。
ナイスショットの連発。
『おお、今日は調子がいいぞー』
ところがハーフ上がるとわしの携帯にいくつもの着信がある。
すべて自宅から。
同居の母(98)の体調が良くない、とのこと。
午前中でゴルフを切り上げて帰宅。
姉が来ていて、状況を聞いたが、まぁ98歳と言う年齢を考えると何があっても驚くことはない。
わしの顔を見て安心したのか、『あんた、気をつけなよ』と一言。
(何を気をつけるの?)
と思ったが、聞かずに
「わかった、わかった。」
孫やひ孫たちが交代で自宅に顔を見に来ている。
こりゃあ主人であるわしがゴルフだ、クラス会だでこの場を空けるわけにもいくまい。
そんなことで、自宅で母の側でテレビの競馬中継。
母は95までは毎週電話投票(PAT)で馬券を買っていた。
それも上手にピッピっと自分で押していた。
この数年はグリーンチャンネルでわしの馬の応援のみ。
もしかしたら最大の応援団だったかも。
話は前日に戻るが、西山興業株式会社では社内POGゲームと言うのがあり、早い話毎世代西山茂行の所有馬限定で5頭を選択し、その5頭のダービー週までの賞金で順位を決める、と言うもの。
毎年社員の100人近くが参加してものすごく盛り上がる。
賞品も豪華でっせ。
ゴルフ場でも、ホテル関係でも、西山興業株式会社に入社したら西山牧場の馬を応援するのは義務。
『そんな会社イヤだ。』
と言って辞めた社員は1人もいない。
今回は優勝は石田雅志。準優勝は加藤哲治。
2人とも西山牧場北海道の従業員。石田は乗り役。加藤は厩務員で、馬の爪や蹄鉄をチェックする担当者。
やっぱり、毎日馬といる人間が1番わかっているのだろうか。
二次会で彼らと飲みに行き、わしが
『どうだ、今年の2歳で、これは、と言う馬はいるか?』
と水を向けると、2人ともそれぞれの馬名をあげてくれた。
ここではあえてその馬名は公開しない。西山茂行にとっては2歳馬54頭全馬に夢を抱いている。
うちの会社に来てくれた社員は、何かの縁があって入社してくれた。
西山牧場の社員は『強い馬を作り、育てる。』
と言う志を持っており、それが太い縁となっている。
Twitterとかでわしが『社員はよく働いて、よく稼げ。』と書くと、
異常な数の反論が来る。
志を持って働き、よく稼ぐ事がなんで今の時代に合わないのか?
『西山さん、ブログやめてください。内容が時代に合いません』
『Twitterは向いてないからやめてください。』
『働いて体壊したら会社が面倒見てくれるんですか?』
これが立て続けに来ます。
働かない理由から入るのが最近の傾向ですね。
西山興業株式会社は終身雇用制です。定年まで社宅住まいはたくさんいます。
定年になった後も、なんだかんだと働いています。
昭和の会社そのままです。
話が逸れすぎました。
さて、明日はニシノカシミヤ。
タケゾーとの縁が太くなるかどうか。
まぁ見ものです。
ゴール前200㍍の地点では先頭に立っているのが見えます。
あとはどこまで我慢ができるか?
紅一点の意地。