3/9(木)

あちこちの方から

『ニシノフラワーのタテガミが売りに出ていますが、ホンモノですか?』

と言う問い合わせが相次いでいる。

全くの偽物ですよ。

取りあわないでください。

西山牧場はセイウンスカイ、ニシノフラワーなど天寿を全うした功労馬のタテガミを売るような行為は一切致しません。


これは明らかな詐欺です。


『買わないでください。』

としか言いようがありません。


と言うのも、西山牧場に実質的(金銭的)な被害がなく、訴える必要性を感じません。

(どこのバカかよ?この詐欺師は?)

そんな程度です。

これを西山牧場が詐欺で告訴するのはかなりめんどくさいんです。

訴状作って告訴するって、まず弁護士と相談。弁護士に依頼。これだけでかなり金がかかるんですよ。


何より時間を取られます。これがすごく困ります。


ですから、実質被害がないうちは何もしません。不愉快に見ているだけです。


購入された方が『これは偽物だ!。詐欺だ!』と訴えることはできるでしょう。

しかし、実際に裁判になったらDNA鑑定になります。

100%訴えた方が勝ちますが、DNA鑑定の費用、裁判に要する時間と金、そして裁判で勝って得るもの。

購入した代金と、慰謝料の対象になるのかなあ。現実には取れないでしょう。

こんなことする詐欺師に資産なんかあるはずありませんから。


西山牧場、西山茂行としては無視するだけです。


さて、先週のニシノスーベニアの勝利。

ビデオで何度も見直していますが、ムルザバエフ騎手の騎乗技術の高さに驚くばかりです。

四コーナー回って、馬を一切楽させない(気を抜かせない。)追い方はさすが世界の騎手です。


日本の騎手は学ぶことばかりに見えました。

ついでに言うと口取りが終わり、馬上から降りて、わずかな時間(ほんの1~2分)にきちんと馬主に挨拶してくれました。

その対応はデットーリで初めて勝った時と同じでした。


一流騎手は騎乗だけでなく、馬主対応も一流でした。


これってまたバカな奴が一行だけ拡散して五ちゃんなどに面白おかしく拡散しそうだけど、あえて書く。

調教師も騎手も馬主対応の上手い、下手でずいぶん成績が変わると思う。


挨拶、笑顔、負けた反省と理由の解説。乗せてもらったことの感謝。

勝った時は馬主と一緒に喜ぶこと。仮にすぐ次のレースではライバルになろうとも、その場できちんと勝利の喜びを分かち合える騎手。

そう言う騎手が勝ち運を呼ぶんですよ。


何度も何度も書いてきましたが、損得だけで馬主やる人はいません。

損得だけなら株や先物取引がたぶん儲かりますよ。


馬主はその馬に関わる人と一緒の夢を追いかけるのを楽しむ人です。

生産者、調教師、厩務員、騎手。その他育成担当から数多くの方が1頭の馬にかかわっており、

その人たちの中心の責任者が馬主です。


ここ微妙なところだけど、きちんと書きますよ。勝っても負けてもレース後の騎手の対応でその騎手が次に良い馬が回ってくるかが決まります。

乗り馬は機械が決めるのではなく、馬主と調教師、つまり人間が決めるのです。


騎乗技術はもちろん重要だけど、馬主対応も重要です。


で、阪神フィリーズレビュー(G II)

ニシノトキメキは今村聖奈騎手に頼みました。

これは西山茂行のご指名です。

繊細な牝馬なので、あたりの柔らかい女子が合うだろうと。


今村聖奈騎手からは『頑張ります。』と一言いただきました。

1/29のニシノタメチカに続き2度目のわしの馬の騎乗。

楽しみしかありません。


あ、その前に1勝馬なので除外の可能性大。

抽選突破したら、何があるかわかりません。


大金持ちポーズ。


馬上でも『大金持ち』ポーズに付き合ってくれたムルザバエフ騎手。