2/8(水)
ニシノデイジーは3/11(土)阪神ジャンプステークスを目標に調整されておりますが、五十嵐騎手から乗り替わることになりました。
ここはわしからきちんと舞台裏を書いておかないと、各方面に誤解を招く可能性があるので、書き記しておきたいと思います。
昨年の12/24に中山大障害をニシノデイジー・五十嵐騎手で優勝。
急遽、西山興業株式会社の忘年会12/28に高木調教師と五十嵐騎手2人を招待し、
『ニシノデイジー中山大障害優勝祝賀会🏅』
も兼ねる形でやりました。
開演を待つ間、
西山茂行
高木登
五十嵐雄祐
本間 茂(西山牧場場長)
4人で雑談。
本間 茂より
「ところでニシノデイジーの次走は?。それによって調整が変わるので。」
高木登
「中山グランドジャンプの前に一度使いたいので阪神ジャンプステークスでいかがでしょうか?」
西山茂行
「ではそれでお願いします。」
すると五十嵐騎手が、
「すみません、そのレースはミッキーメテオ(西田厩舎)の先約があり乗れません。自分がこのレースがいいと言った馬なので断れません。すみません。」
西山茂行
「そう言うことなら仕方ないな。ただ、西山茂行が五十嵐騎手を降ろしたように思われるのがわしとしては困るな。」
本間 茂
「G I勝った騎手が降りるの?」
五十嵐騎手は優勝祝賀会だと言うのに困った顔をしていた。
そこでわしは
『まあ五十嵐、まだ時間があるし、ゆっくり考えろよ。義理だの、先約があるだのより、自分が乗りたい馬に乗れよ。わしには気を使うな。」
五十嵐『ありがとうございます』
そんな会話だった。
そして、2/8にニシノデイジーは順調に西山牧場阿見から美浦高木厩舎へ。
合わせて、高木調教師より連絡。
「五十嵐がやっぱり乗れないそうです。西山社長に直接連絡するそうです。」
とまず連絡があり、五十嵐騎手からわしの携帯に電話が来た。
『申しわけありません。先約を優先したいと思います。』
西山茂行は即答で
『了解しました。小倉のニシノガブリヨリお願いしますよ。』
で、この話は終了した。
五十嵐も辛い決断だったのだろう。
言葉に気持ちが滲み出ていた。
まぁ馬主長いことやっていたらよくある話です。
西山茂行より高木調教師へ。
『五十嵐より電話が来て了解しました。五十嵐も辛かったと思うよ。で、高木先生、障害騎手は誰が空いているのかな?」
『オジュウチョウサンの引退で石神騎手が空いていますが』
「いいねえ、それで行きましょう。」
「ただ石神が落馬で全治3週間でギリギリです。競馬は間に合うようですが。」
「では調教は五十嵐に頼もう。」
「わかりました。」
とういことで
3/11(土)阪神ジャンプステークス
ニシノデイジー・石神騎手
こうなりました。
五十嵐騎手にニシノデイジーの調教をお願いすると、気持ちよく引き受けてくれました。
さて、どんな競馬を見せてくれますか。
なんかこの件でわしと五十嵐騎手の距離がさらに縮まった気がする。
まずはニシノガブリヨリ頼みます。