1/4(水)
世間は今日から動き出しましたね。
競馬新聞も出て一気に競馬モードに入りました。
初日に9頭出し。
こんな個人馬主はあんまりいませんねー。
その前に昨年の34勝を精査すると、なんと西山リーディングジョッキーは
①永野猛蔵の4勝でした。
以下は
②田辺裕信、3勝、2着3回
③内田博幸、3勝、2着2回
④野中悠太郎、3勝、2着1回
⑤勝浦正樹、2勝、2着5回
まぁいつもの見慣れたメンバーですね。
五十嵐雄祐、幸英明、三浦皇成このあたりもチャンス1つで変わりますね。
で、振り返ると田辺、内田、勝浦の3人を上回った騎手が出たのはかなり前に遡ります。
永野猛蔵。まだ20歳。
例年だと、わしが預託している厩舎から新人騎手がデビューすると、西山牧場阿見へ連れてくるか、
競馬場のパドックなどで紹介され、挨拶をするのが習わしだが、この3年間、表立っての騎手と馬主は接触禁止であり、正式には紹介されていない。
接触禁止、と言っても、戦友である馬主と騎手が一切会わないのは、短期間ならともかくも3年にわたってはそれは無理ですよなあ。
で、紹介のないまま、今年けっこうわしの馬に騎乗。
それがまたうまく嵌まる。
ニシノカシミヤ
ニシノライコウ
ニシノカシミヤ
セイウンシデン
どれも完璧に乗ってくれた。
個人馬主の馬で年に4勝。それも2年生。
これは『縁』であり、この騎手は大切にしなくてはいけない。
初日にニシノライコウ、セイウンシデン。
どちらも勝ち上がって調教師より
『次走の騎手はどうしましょうか?』
即答で
『たけぞーで行こう。』
『わかりました。』
ニシノライコウは前走平場の減量特典ありで、特別戦になれば乗り替わるのが普通。
セイウンシデンは前走中京で、ローカルと勝ち上がっての主場ではこれまた乗り替わるのが一般的である。
しかし、この縁大事にするのがわしの主義。
田辺、勝浦、三浦皇成、たちは見習い時代からわしにたくさん乗せてもらったことをいつも言葉にして感謝を伝えてくれる。
別にそのために乗せているわけでもないが馬と人と一緒に成長せなあかん。
もちろん馬主も。
騎手時代、多数乗って、かなり勝っても調教師になったら縁のない人もいる。
本当にいろいろあります。
それは置いておいて、永野猛蔵、なんとなく気に入った。
頼む。
クラシックへ行こう。