12/29(木)
無事に令和4年の業務を終了。
前日には忘年会も今年はやったし、良い一年でした。
最後の最後に中山大障害優勝🏅は嬉しかったなあ。
会社中が祝いの花で埋まっています。
【重賞を勝ったら花を贈らなければいけないんですか?】
とTwitterで質問が来ました。
全くそんなルールはありません。
すべて気持ちの世界です。
ただ、昔からの言い伝えですが、親しい仲間の馬主が重賞を勝ったら、花を贈ると、必ずその贈った人が次に重賞を勝ち、その花は帰ってくるよ、と言います。
西山茂行は親しい馬主の馬が勝つと必ず花を贈ります。
なんか、そのお返しがまとめて来た気分でした。
ホテルニューオータニで会社の忘年会。61人。
その中には急遽参加になったニシノデイジーの高木登調教師と五十嵐雄祐騎手も来てくれました。
ゲストの芸人はわしと20年以上の付き合いの葉月パルさんと芋洗坂係長。
開場前には隣で忘年会をやっているからと馬主の石橋和夫さんが花を持って来てくれました。
嬉しいもんです。
五十嵐騎手との会話の内容は後日。
ちょっと中山大障害優勝の余韻として当日の舞台裏を書いてみました。
笑って読み流してください。
【西山茂行の独り言😅】
中山大障害を勝った!もう涙が出てしまった。
高松宮記念の時は帽子を忘れた。
今回は中山役員室の青木君夜さんが、わしに帽子を被せてくれた。
この日の口取りは5人。
①西山茂行
②成田隆好
③松丸容子
④お客様
⑤お客様
G I勝ったのに秘書が1人しかいない。
(理由は他は翌日の有馬記念へ。有馬記念の出走馬はないけど、勝つ予定の馬はたくさんいた。)
松丸容子はすべてわかっているけど、けっこうたいへん。
山田研児、本間 茂、秦 千織、亀山慶子、川野遥子。
このうち誰か1人でもいてくれたら。
口取りの鞍置きは高木調教師が体調不良で不在。
杉浦調教師に頼んでおいた。
降りていくと杉浦調教師より先に小桧山調教師が鞍置き。
(これが僕の仕事だから。)
その間五十嵐騎手はインタビュー。
わしらに競馬会職員は
『本場馬(芝コース)へお願いします。』
一瞬、嫌な気がした。
成田隆好はお客様たちを案内。
松丸容子はカメラ係に徹している。
山田研児、本間 茂、秦 千織がいたら絶対に気がつくこと。
高森厩務員がインタビューしている騎手を乗せずに、本場馬へ行こうとした。
『高森、ちゃんと騎手を乗せて本場馬へ連れて来い!』
西山茂行が大きい声で高森厩務員に指示。
高森厩務員もすぐに察して、引き返した。
騎手が騎乗してウイナーズサークルに行くのはうちのスタイルである。
口取りが終わり、ニシノデイジー普段はクセの悪いところがあるらしいが、わしと5回目の口取りだがわしの前ではすごく良い子。
高森厩務員がしっかりと押さえているのは知っていた。
杉浦調教師も心配して途中まで来てくれた。
口取りが終わり問題はここから。
表彰台に登るわしの帽子を預かる人がいない。
カメラ係の松丸容子に預けたか。
するうち競馬会より
『生産者がいません。どなたか代理でお願いします。』
そんなもん成田隆好しかおらん。
(まずい、成田隆好が生産者表彰台に立つと下を仕切れる人がいない。)
表彰式の最中に下でやらなくてはならないこと。
①肩掛け、ゼッケンの回収。
ここで回収しないとそのまま厩舎へ行き、赤坂に来るのが手間取る。
ゼッケンもここで回収しないとまず西山牧場には来ない。
京阪杯でネロが勝った時、間違えて2頭出しのセイウンコウセイのゼッケンを持ち帰り、翌日森秀行調教師が京都競馬場の処分場から取ってきたことがある。
②お客様の誘導。
お客様は表彰台の近くで拍手係。
それが終わったらみんなで表彰台で写真。
ところが知らない人はどこか表彰台から遠いところへ。
ほんとうにいなくなる人がいるんです。
③写真係
④馬服回収、表彰式でもらった賞品の梱包と持ち帰り。
高松宮記念の時は何か送ってもらった記憶があるが、東京、中山は全部その日のうちに持ち帰る。
この賞品のチェック。
今回は西山茂行まで囲みインタビュー。
わしは何もできない。
成田隆好と松丸容子が頑張ってくれて、無事に終わりました。
ネットでは何故か、
『西山オーナー、五十嵐騎手に乗って来い、と大声で指示。』
まぁハズレではないが😅
石橋和夫さんより花束。
https://youtu.be/FkB_1-aoveY