12/26(月)
ニシノデイジーが中山大障害を優勝したこので、穏やかで、のんびりした年の瀬が一変してしました。
まず、会社に次々とお花とお酒が届きます。
赤坂の本社、北海道西山牧場、西山牧場阿見、そしてわしの自宅にも来ます。
梱包をほどき、会社に飾り、写メ撮ってお礼もします。
忙しくてうれしい悲鳴です。
G Iを優勝した翌日しか見られない風景です。
昼前には賞金が振り込まれてきます。
1着賞金6,600万円とありますが、馬主の取り分は78%です。
調教師10%、障害騎手7%、厩務員5%。
(平地は騎手5%ですが、障害は7%)
そして所得税(約500万円強)を引かれるので、馬主の手取りは4,600万円くらいです。
そこからは年末の支払いで消えていきます。😅
社員には会社の親睦会に賛助金がでます。
時期的に会社の忘年会や新年会の補助金ですね。
うちの会社はいまだに、忘年会、新年会、昇格者祝い、花見だの、花火大会だの、
性懲りも無く昭和の行事を一生懸命にやっています。
みんなが一頭の馬の活躍で盛り上がれる会社を西山茂行は作り上げました。
しかし、いまだに西山牧場はデュプリシトとニシノフラワーの血統で勝負しています。
本当に高い馬はいません。
セリだと200~300万円程度の馬ばかりです。
そうでなければ世代50~60頭持つことはできません。
それで世代20は勝ち上がるんだから、育成が素晴らしいと言う話は何度も書きましたが。
話は突然変わりますが、わしが昔から大好きな歌手で、一度コンサートへ行ってみたいと思っていたのが、矢野顕子さん。
12/26(月)大手町の日経ホールでのいい席が取れたので行ってきました。
ピアノの弾き語りで120分1人きり。休憩なし、着替えなし。
ノンストップでピアノを弾き歌う67歳の女性に感動しました。
高い声を息も切らさずに歌うのはもう【非凡】の一言です。
こんなコンサートは初めて見ました。
何十年か前に『ラーメン食べたい!』と言う歌を聴き、
(なんだこの歌は?何でこんなに上手い人がこんな変な歌を歌うのか?)
調べたら矢野顕子。
あの天才坂本龍一の奥さん。(当時)
『行け柳田!』
なんなんだ、この歌は・・・
そして最近、矢野顕子さんが出したCDを聴き、どうしてもコンサートを見たくて行ってしまいました。
【非凡】な人っています。
非凡とは凡人にあらず。
わかりやすく言うと野球が好きで人の2倍、3倍練習したからといってイチローや大谷にはなれませんね。イチローや大谷は非凡な野球選手です。
矢野顕子さんの歌は練習してもできる世界ではありません。
ふざけた歌を高度なピアノ演奏🎹で、見ている人を感動させます。
黒い、色気のない衣装で、着替えもなく2時間ピアノの前を一切動かず。
バンドもカラオケもないから、曲目もたぶん好きに変えていました。
また見たい。そう思わせるコンサートでした。
さて、忙しく年末になりました。
会社の忘年会に大野典一専務の還暦祝いもあります。
あ、12/28(水)は中山競馬場で4頭も走ります。
わしは平日なので中山は行けないなあ。
会社でグリーンチャンネル観戦です。