7/31(日)


今週の競馬は情けない結果でした。


セイウンオードリー4着。

フタミジョウワ6着。

セイウンミライズ6着。

ニシノオイカゼ着外。

セイウンハルカニ着外。


馬主の嫌いな着順、それは・・

2着。

これほど悔しいものはない。1着で口取り写真撮らせろよ。


次は複勝馬券を外した4着。


次は掲示板を外して、次走優先出走権利を逃した6着。


次は賞金の出る9着を外した10着。


2,4,6,10と言う数字が妙に嫌いです。


しかし、2場開催はやっぱり関西馬が強い。

美浦組頑張れよな。


わしは現在、東日本馬主協議会の調査委員長。

東西格差についていろいろな角度から研究しているが、総じて関西入厩馬のレベルが高い。


この約35年間の西高東低で、強い関西馬の子がまた関西へ。

この循環がどうしようもない差となってしまった。


東日本馬主協議会の調査委員長として、1つ断言をしておく。

美浦組の仕事が甘いわけでは決してない。

厩舎関係者の仕事量、技量、熱心さ、全く東西五分である。


唯一の違いは美浦と栗東の立地。

特に小倉開催は美浦組は輸送の不利はどうしようもない。

成田⇄福岡の空輸ができたらこの問題は解決するが、あまりにもコスト(輸送費)がかかり過ぎて現実的ではない。


新潟は関東ブロックだけど、美浦からも栗東からも輸送時間は6〜7時間でほぼ同じ。


あと、馬主以外に絶対にこの話は書かないと思うけど、調教師が馬主との打合わせ、食事会で、

美浦は都内まで2時間軽くかかる。

タクシーだと片道5万円前後。

栗東は京都市内まで40〜50分。タクシーで1万円以内。


栗東の調教師のフットワークの軽さと、美浦組の腰の重さは微妙に効いている。


預ける馬主の立場に立ってみてください。

『先生、1歳をお願いする馬で相談があるんですが。』

と言った時に

「わかりました。これからそちらに行きます。」

と言う調教師と

「今度お会いした時にお聞きします。」

と言う調教師。


どちらに良い馬を預けるかは明白です。

この点に於いて、わしの感覚ですが、栗東組の方が確実に勝っています。


調教師の仕事はまず馬主とのコミュニケーションで、良質の馬を集めて、スタッフとの人間関係をうまくやり馬を仕上げていく。

レースと騎手を決めて馬主に報告して了解をもらう。

競馬はもう騎手の仕事です。


まあしかし、今週の東西対決は新潟も札幌も関西組の勢いがすごいでした。


そんな中で、杉原騎手、重賞初勝利おめでとう㊗️。

あんちゃん(見習い)時代から可愛がっていたやつです。