6/10(金)

馬主の谷水雄三さんの登録馬が無くなった。

以前は親しくさせていただいていたが、コロナで関西の競馬場へ行くこともなくなり、疎遠になってはいた。

ウオッカにはニシノマナムスメが歯が立たなかった。
カントリー牧場はずいぶん前に売却していたし、息子さんは「私は馬はやりません。」と若い頃からはっきりと宣言をしていた。

まあ、それほど驚く話ではないし、来るべき時が来ただけ。

でもちょっと寂しいね。

わしの馬主の師匠である小紫芳夫さんが日本馬主協会連合会の会長を降りたあとを継いだのが、谷水雄三さん。

平成13年だからもう20年の昔になる。
その頃、京都へ行く度に谷水雄三さんにごちそうになり、話を伺った。

小紫芳夫さんと全く馬主としての取り組み方の違う人だった。

小紫芳夫さんは
「競走馬と言う資源提供者である馬主の権利と、立場の確立を。」

と個人馬主が活力を持って行かないと競馬が廃れる、と言う考え。

対して谷水雄三さんは、
「まず、楽しいのが馬主。」
と言う考えだった。

これ以上は長くなるので別の機会とする。

ただ、西山茂行は小紫芳夫の子分である。

それは小紫芳夫さんが亡くなって10年になるが変わっていない。

そして今は小紫芳夫さんの長男の小紫嘉之さんとは親友である

谷水雄三さんともうお会いすることもないと思うが、いつまでも元気に長生きされることを望みます。

6/9(木)は一部で報道されましたが、
チーム西山牧場応援団のタレントの矢部美穂さんと、川崎の騎手の山林堂信彦さんの結婚祝いをチーム西山20名でやりました。

わしは極めて2人と親しいから甘いことばかりは言いません。

山林堂信彦騎手は43歳。

若い騎手なら
「この結婚を期に大きな飛躍を」

となるが、現実にはそんな位置にはない。

わしは山林堂信彦さんには1日も早く調教師になって欲しい。

馬つくりには定評があり、いい厩舎経営ができると思いますよ。

おめでとうございました。
お幸せに。