4/27(水)


昨日は中山競馬場で行われた、ブリーズアップセール。

29番が欲しくて、3,000万円まで競ったけど、はるかその上で、断念。

まぁ、西山茂行の2歳馬は51頭いるので、無理して購入する必要はなく。

買わずに終了しました。


ブリーズアップは基本的にまだ2歳馬がいない馬主のためのセリです。

新規セッション(新人馬主限定)もあり、新しい馬主がここで良い馬に出会えたら、また楽しくなるだろうな。

わしのような古くからの多頭数所の馬主は買いづらいセールでした.

(色々な考え方がありますので、これが馬主の総意では全くありません。あくまで西山茂行の私見です。)


2,600人強の中央競馬の馬主。

その大半は1頭所有できていません。

1/10所有していれば馬主登録は継続できます。


きちんと1頭持っているのは1,000人前後かな。


最近、その馬主の特権って何だろうな?

と考えてしまう。


いつも言うけど、馬主の仕事は調教師をきめて預けることです。


セリで馬を買いました。

次はその馬を調教師に預けなくてはなりません.

これは馬主の自由です。


しかし、現実には・・・


「矢作調教師は世界に行くし、成績も良い。自分も海外の大レースを勝ちたいので預かってもらおう。」

と新規の馬主がブリーズアップで購入した馬を頼んで、直ぐに預かって貰えると思いますか?


まずは人間関係を作ってからです。


そうして考えると、入厩の際に馬主の特権なんてありません。


馬主の特権は、馬名を付けること、勝負服のデザインができること。


レースの選択、騎手の指名は調教師の仕事です。


なんかせつないなあ。