12/30(木)

わしにとって12/30と言う日は例年、重要な日でした。
毎年、ある忘年会がありこの日だけ会う友人がいました。
30年続いた行事でしたが、6年前にその忘年会はなくなり、そしてわしの別の小さな行事が始まっています。
5年目になりました。
杉山さん、今年もありがとうございました。

今年を振り返るといろいろな想い出があります。

セイウンコウセイについて書いておきましょう。

2014年のセレクトセール。
当時まだ独身で、わしのゴルフ仲間、飯友だったタレントの川村ひかるを誘い、チーム西山10名で北海道へ。
もちろん目的はゴルフ⛳と北海道の寿司屋。

でも、川村ひかるが
「セリも見てみたい。」
とのリクエスト。
ちょうどうまい日程を組みセレクトセールへ。

セレクトセール1歳はもう観光気分。
お祭りに顔を出そうとみんなで行きました。

さんざん購買者用の席でみんなで飲んだり食べたりして、
「これで1頭も買わないのは失礼になる。」
と思い、1350万でせり落としたのがセイウンコウセイでした。

川村ひかるさんにちょっと感謝をしています。

新馬は芝1800を使い惨敗。
その後未勝利を勝つまでに7戦を要した。
たいした馬でなく、2勝クラスを楽しむ馬、そんな感じでした。

しかし、日本ダービー当日に平場で2勝目を挙げました。
日本ダービーや天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念などの大レースの日に勝つ馬は出世する、と昔から言います。

そこからポンポンと勝ち上がり三歳秋へ。
府中で準オープン凡走。
この程度か、と思いましたが、
11月京都の渡月橋Sを楽勝で逃げ切り。
現地で見ていたわしは、
『これって本物の強さだ。』
と確信しました。

騎手は松田大作。

関西の騎手なのに茨城県にある西山牧場阿見へ挨拶に来てくれました。

その後、松田大作騎乗で淀短オープン、シルクロードS2着で高松宮記念へ。

この直前に大事件が発生。
松田大作が交通違反で無期の騎乗停止となり、高松宮記念セイウンコウセイに乗れなくなる。

上原調教師と騎手を探して、幸騎手が空いていた。
最高の騎手が見つかった、と思ったのを覚えています。

高松宮記念優勝。

神がくれた授かり物でした。
セイウンスカイ以来19年ぶりのGⅠ勝ち。

あとは一戦毎に想い出がありますが、高松宮記念優勝には及びません。

函館スプリントは池添ならではの競馬でした。

ラスト3戦を勝浦正樹騎手に任せたところが西山茂行でした。

十分に馬主を楽しませてくれました。

次は種牡馬です。

この子が走るのは早くて4年後。
長生きせなあきまへんな。