ご質問いただいた、「月曜日開催」について


まず、毎度言う話ですが
馬券の売り上げと、馬主がもらう賞金は連動しています。


馬券の売り上げの25%てら銭は皆さんが知識として、あると思いますが


正確には

75%払い戻し

10%税金

9%開催事業費

6%競走事業費


となります。

この開催事業費はJRAの開催にかかる費用。


競馬会職員の給料から、競馬場の費用、トレセンの経費

すべてがこのお金でまかなわれます。


競走事業費は馬主の賞金と考えてください。

その中には調教師、騎手、厩務員のとり分も含まれます。


一時、それこそ馬券の売り上げが4兆円を越えた時

競走事業費が高くなりすぎて

中央競馬馬主社会福祉財団

に余ったお金を寄付してボランティアをした時代がありました。


今でも多少残っていますが、予算が少なくなり

あまり威張れたもんではありません。


で、それを予備知識として月曜日開催の意見を言います。


月曜日が祝日の時は
月曜日開催をして欲しいと思います。


毎年9月に
中山(土)(日)
阪神(日)(月)
札幌(土)(月)

の3日間開催をやりますが、あれが一番売れます。


何が嬉しいって「武豊」が3日間使えます。


武豊がいるといないでは売り上げが違います。


平日月曜日は反対です。


さして、売り上げがないのに、経費ばかりかかります。

例えば競馬場レストランのアルバイトや、馬券売場のおばちゃん、その他開催にかかわるアルバイトの確保が月曜日はきつくなります。


つまり、平日月曜日開催は経費的に合わないのです。


それ以上の問題は、ほかの公営競技との兼ね合いです。


中央競馬が平日開催したら、地方競馬は即死します。


同じ農林水産省の管轄で
それは絶対にできません。


農林水産省の競馬事業の目的は「家畜振興」です。


地方競馬が衰退すれば
北海道、青森、九州の馬産地がどうなるか


農林水産省はわかっています。


だから平日は地方競馬の領域で、中央競馬が手を出せません。


祝日月曜日開催も本来は地方の稼ぎ時で、

中央がやるべきではありませんが

9月の3日間開催は
よく見ると札幌で地方の馬ばかり出走する、二歳500万下とか

どこか不思議な番組があります。

地方に気を使いながら、祝日月曜日開催をします。


結論は平日月曜日はできません。


祝日月曜日開催は年に1、2度ですね。



大きい問題がひとつ。

詳しく書けません。


ヒントを。


わしは平成19年~平成21年まで
日本馬主協会連合会
労務預託委員会の副委員長として

厩務員組合と団交しました。

厩務員は月曜日全休です。

月曜日開催すると、
休日出勤扱い

代休問題…


これ以上は書きません。


この問題を精査すると
馬主は月曜日開催を望みませんね。


加えるなら、馬主は競馬場の馬主席で自分の愛馬の競馬を見るのが

何よりの楽しみです。

でも平日月曜日は仕事で行けません。


これも大きい理由です。