マロンが旅立ってから、もう2ヶ月以上が過ぎました。
マロンがいない生活自体には慣れたけれども、マロンがいない事実にはまだ慣れません。
また会いたい!って思って涙が出てくるし、あれだけ苦しみながら頑張ってた姿を見ててももっと一緒にいたかった…って思う。
あと、私はとっても自由になりました。
マロンのことを気にせずに好きな場所に行けるし、泊まりでおでかけもできる。でも、自由ってとっても悲しい。
マロンがいればこの景色は見れなかったんだ、と考えても、
この楽しみを捨ててでもやっぱりマロンと一緒にいたかったって思います。
私はマロンのママだとずっと思っていました。
でも最近ママはどっちだったんだろう?って思うのです。
私は初めて実家を出て、初めての土地に住み始めて、慣れない土地で誰1人知らない人たちに囲まれて働きだして、家に帰っても暗い部屋…(パパは帰りが遅い)
でもマロンがいてくれました。
帰ってきたらいつもこっちを向いて出迎えてくれるし、話も聞いてくれていました。
マロンがいてくれたから、寂しさを和らげられたし、
マロンの看病や介護をしていても、その姿にその存在に、支えられているのはいつも私の方でした。
都合のいい話ですが、マロンはきっとママを支えるために病気を隠してついてきてくれたんだと思っています。
私の新しい生活には人は誰もついてこれないし、ついてこない。
スッと自然に生活に溶け込んで、1番身近で私を支えられるのはマロンしかいなかった。
1番身近で見守ってくれて、マロンが私の保護者だったのかな?と母と話していました。
マロン、それまではよく食べて元気だったのに余命宣告されてすぐに食べる量が減ったり明らかに体調に変化が現れてきたのです。
「ここまでついてこれたから、もうバラすね!」
と言わんばかりに。
マロンはもしかしたら、自分の命を投げ出してでも私を守ろうとしてくれたのかもしれない。
あれだけ健康には気を付けていたのに、余命宣告されるまで病気の進行に気付けずにいたのは
マロンが隠し通していたのかなと思うと、胸が張り裂けそうです。
(ミニオンの洋服が大きくて、レインコートみたいになってるマロン)
マロン、今年は梅雨入りが早かったよ!
そうそう、実は実家にいた時からうずらの卵を孵化させて育ててみたいと思っていて
孵化器をいつも利用してるサイトで注文したのですが………なんと届かなかった!
今まで多分100回以上注文していて、届かなかったのは今回が初めて!
・・・マロンの仕業かなぁ。
「まだマロンのママでいて!」と言ってるのか「ママ!鳥は違う!」と言ってるのか、どっちかかなぁと思ってます
(笑)