マロンのことを思って、久しぶりに泣いた。

1ヶ月ぶりぐらい?やっぱり私は冷たい奴なのかなぁ。

5ヶ月を迎えようとしている今でも、マロンのゲージは片付けられないし毎日話しかけてる。

新居でパパと3人で暮らした期間が5ヶ月、マロンがいなくなってから5ヶ月。

同じ時間が流れようとしてる。




亡くなる1週間前ぐらい

そろそろかもって勘付きはじめて毎日泣いてたこと。

私の体力的にもそろそろ限界きてて、でもどこかで今週乗り切ればって考えてたこと。

それがマロンに伝わってしまったのかなぁと思ったり。


あの時はただただ必死でいてくれるだけで嬉しかったから、今写真を振り返って見てみると相当辛そうな姿だったと気づく…


マロンがいない世界が日常になってしまった。

あの時は、マロンがいない世界は考えられなくてどこか別世界の話だとずっと思ってたはずなのに。




私は超絶晴れ女で、今まで旅行直前までどんな天気予報でもはずれて晴れてたんです。

でもこの前大雨が降って、来週もちょっとあやしい…

マロンを見送った日も雨、こんな時に珍しいなと思ってたけど

私が晴れ女じゃなくて、本当はマロンが晴れ女でいつも雨雲を追っ払ってくれてたのかなぁネザーランド・ドワーフ

うさぎさんの力は偉大すぎる!

マロンが旅立ってから、もう2ヶ月以上が過ぎました。

マロンがいない生活自体には慣れたけれども、マロンがいない事実にはまだ慣れません。
また会いたい!って思って涙が出てくるし、あれだけ苦しみながら頑張ってた姿を見ててももっと一緒にいたかった…って思う。

あと、私はとっても自由になりました。
マロンのことを気にせずに好きな場所に行けるし、泊まりでおでかけもできる。でも、自由ってとっても悲しい。
マロンがいればこの景色は見れなかったんだ、と考えても、
この楽しみを捨ててでもやっぱりマロンと一緒にいたかったって思います。


うさぎネザーランド・ドワーフうさぎネザーランド・ドワーフうさぎネザーランド・ドワーフうさぎネザーランド・ドワーフうさぎネザーランド・ドワーフうさぎネザーランド・ドワーフうさぎネザーランド・ドワーフ

私はマロンのママだとずっと思っていました。
でも最近ママはどっちだったんだろう?って思うのです。

私は初めて実家を出て、初めての土地に住み始めて、慣れない土地で誰1人知らない人たちに囲まれて働きだして、家に帰っても暗い部屋…(パパは帰りが遅い)

でもマロンがいてくれました。
帰ってきたらいつもこっちを向いて出迎えてくれるし、話も聞いてくれていました。
マロンがいてくれたから、寂しさを和らげられたし、
マロンの看病や介護をしていても、その姿にその存在に、支えられているのはいつも私の方でした。




都合のいい話ですが、マロンはきっとママを支えるために病気を隠してついてきてくれたんだと思っています。
私の新しい生活には人は誰もついてこれないし、ついてこない。
スッと自然に生活に溶け込んで、1番身近で私を支えられるのはマロンしかいなかった。
1番身近で見守ってくれて、マロンが私の保護者だったのかな?と母と話していました。

マロン、それまではよく食べて元気だったのに余命宣告されてすぐに食べる量が減ったり明らかに体調に変化が現れてきたのです。
「ここまでついてこれたから、もうバラすね!」
と言わんばかりに。

マロンはもしかしたら、自分の命を投げ出してでも私を守ろうとしてくれたのかもしれない。
あれだけ健康には気を付けていたのに、余命宣告されるまで病気の進行に気付けずにいたのは
マロンが隠し通していたのかなと思うと、胸が張り裂けそうです。



(ミニオンの洋服が大きくて、レインコートみたいになってるマロン)

マロン、今年は梅雨入りが早かったよ!




そうそう、実は実家にいた時からうずらの卵を孵化させて育ててみたいと思っていて
孵化器をいつも利用してるサイトで注文したのですが………なんと届かなかった!
今まで多分100回以上注文していて、届かなかったのは今回が初めて!

・・・マロンの仕業かなぁ。
「まだマロンのママでいて!」と言ってるのか「ママ!鳥は違う!」と言ってるのか、どっちかかなぁと思ってますガーン(笑)


前回の上矢印の記事に続く、マロン(with私も少々)の自己紹介記事です。


熊本生まれ、神戸育ちのマロン。
約10年半を、実家で一緒に過ごしました。


マロンがまだ小さかったある日、ママとマロンの2人でお留守番中、婆ちゃん(私の母)に内緒でこっそりリビングに出しました。
目をキラキラさせて、カーペットの上を駆け回り、鼻をぶぅぶぅ言わせながらトリプルアクセル並の大ジャンプ!
とっても喜んでいる姿を、今でもはっきりと覚えています。

そこから毎日のへやんぽが始まりましたネザーランド・ドワーフ

へやんぽの後は、おやつタイムりんご
婆ちゃんがおやつの用意をしてマロンハウスに行こうとすると、いつもすぐに気付いて婆ちゃんより先にハウスに入っておやつを貰うのを待っていました(笑)


そんな日々がずっと続くと思っていましたが、ある日転機が訪れます。



ママが結婚することになりました。
マロンにパパができるのですニコニコ

とっても人見知りで、知らない人が家に来ると足ダンするマロン。
パパのこと、大丈夫かなぁ…


そして初めてのご対面・・・!!



お鼻がとってもヒクヒク笑い泣き
でも足ダンすることなく、パパに抱っこまでされてましたネザーランド・ドワーフ


無事にマロンとパパの対面も終え、ママは入籍しました。
マロンはその証人です。



マロンも名字が変わりました!

それからパパのお仕事の関係で、ママとマロンも熊本に引越します。

マロンの兎生最初で最後の大移動です新幹線前

連れて行くことは前も書いたように、本当に迷いました。
高齢のマロンを長時間移動させること。
共働きのため日中ひとりでお留守番させてしまうこと。
高齢の中で生活環境が変わること。

でも実家に残していくと、
ママに捨てられたと思って弱るかもしれない。
何かあったときに、婆ちゃんでは病院に連れて行くことができない。


散々悩み抜いた結果、私はマロンと引越すことを決断します。10年前私が一緒に暮らすと決めた子、後悔のないようにと思ったのです。

同時に、いつかくる最期のその日まで、この子を1人でも守り抜く決心をしました。

その決心もあってからこそ、最期まで悔いのないようにこの子と一緒にいることができたのだと思います。

移動日当日、キャリーに入ったマロンと新幹線に乗り込みます🚅
ばあちゃんと挨拶し、席に戻ったら…まさかのマロンのキャリーが座席から落ちているポーンポーンポーン
すっごく焦りました。無事に何事もなかったのだけれど。

そして熊本に到着!
人間でも疲れる程の移動時間ですがマロンはやり遂げてくれました。
転入届は、マロンの引越し後初💩を待ってから行ったのを覚えています(笑)

そこから約半年、マロンと最期の時間をパパと3人で過ごします。
でもやっぱりマロン、神戸に帰りたかったかなぁ。