うちのCL500、走行距離が伸び悩んで6500キロくらいです。

 

先日、東北の山道を走っているさなかに表題のことに気づいたのでこのエントリを書いております。
最初に現象と対策を。
・現象:タイトな登りヘアピンコーナの立ち上がりで大回りしてしまう。
・対策:旋回初期に上体をふせてコーナ内側に入れイン側のハンドルを引きステップを踏み込む。

 


以下、要らん屁理屈です。

 

タイトで急な登りヘアピンコーナが連続するルートを走っていたら、立ち上がりでアウト側にはらんでしまう傾向に気づきました。
ややペースを落としていねいに走りながら観察したところ、どうやら立ち上がりの部分で前輪の荷重が抜け舵角が不足してしまい旋回力が引き出せなくなっているようでした。
要するに、バイクが必要とする操作にたいして運転手の身体が遅れてしまい、旋回のじゃまをしていたのです。

 

観察結果をもとに、初期旋回時にこんな操作を心がけました。バイクが必要とする操作を先回りして実行するためです。
・前輪荷重を稼ぐために上体をタンク上に伏せる。
・舵角を稼ぐためにコーナイン側ハンドルグリップを引き気味にする。
・バイクが直立しようとするので、上体をコーナイン側にずらしてイン側ステップに荷重する。
この結果、うちのCL500はタイトな登りでも素直にくるくると旋回するようになりました。

 

リアタイアのトラクションを重視してリアサスペンションのプリロードを最弱に変更した影響がなくもなさそうですが、この事象は乗り方で対策できたのでサスペンション設定は現状のままでいこうと思います。

 

ふつうはタイトなヘアピンコーナで大回りしてしまうなら減速するべきなので、これは汎用性のすくないくふうだと思います。
でも、ご参考にしていただける方のご参考になればさいわいです。