今日は、先週読んだ『本当のブランド理念について語ろう 「志の高さ」を成長に変えた世界のトップ企業50 』と下記『知の逆転』を合わせて、発表しました。
今日読んだ本からは、
世の中の流行や、名声のためでなく、
人のマネとかでもなく、
「本質」とは何かを見きわめることの重要性を学んだ気がする。
世の流れに与しない、
本当の一流と呼ばれる人は本当にすごい。
最近、この読書会が楽しいので、
本を読むのが苦じゃなくなってきました。
でも、もっと専門的な本を読んだり、
もっとプレゼン強化に取り組んだりしたい。
<備忘記録>
- 知の逆転 (NHK出版新書 395)/NHK出版
- ¥903
- Amazon.co.jp
●ジャレド・ダイアモンド・・・ピューリッツァー賞『銃・病原菌・鉄』の著者
・人間は死というものを強く認識しているので、いきおい人生の意味について深く考えることになります。・・・(中略)・・・宗教は説明するための材料と方法を何も提供できません。
・「人生の意味」というものを問うことに、私自身は全く何の意味も見出せません。
●ノーム・チョムスキー・・・生成文法理論で言語学・哲学にパラダイムシフトを起こした
・生物学でノーベル賞をとるような人は、論文を片っ端から読むような人ではなく、何をすべきか、何が大事か、ということが分かっている人です。
・「偏ったイデオロギーを繰り返す代わりに、それを解体して真実を探し、真実を語りなさい」
・しかし、多くの人々を悩ませている問題、例えばなぜこれが正しくてそちらが正しくないのか、命の意味は何か、死とは塵になるということなのか、といった問いに科学は何も答えてくれないのです。
●オリバー・サックス・・・映画にもなった『レナードの朝』の著者・神経学者
・もっと積極的に好奇心や想像力、心の自立ということを刺激するべきだと思います。・・・(中略)・・・学校では、単に回答が正しいか間違っているかといったようなことばかりを扱うのではなく、プロジェクトを与えたり、提案をするといった形での教育がなされるべきではないか。
●マービン・ミンスキー・・・人工知能の父と称される、コンピュータ科学者、認知科学者
・たいていの人は、情報を伝えるためではなく、自分が安全な人間であることを示すために会話をしている。
●トム・レイトン・・・アカマイ・テクノロジーズ社創業者・数学者
・数学というものはもともと証明と確実性の学問で、「あるい事柄は正しいように見える」というところから論理的に詰めていって、「ある事柄は真実だ」というところまで詰められるわけです。
●ジェームズ・ワトソン・・・DNAの二重らせん構造を明らかにしたノーベル生理学・医学賞受賞者、分子生物学者。
・(今の若い人たちは)「来年自分がやろうとしていることに、役に立つだろうか」というような近視眼的な考え方なんですね。「博士号を取ってから、いったい何をしたらいいか」という先のことまで考えない。自分の領域の外に出ていって時間を使って学ぶということをしていない。
・自分を満足させるには、他人のアイディアではなく、自分のアイディアを実行しなければならない。
・自分にとって大事なのは素晴らしいサイエンスをすることだけだから、他に何を言われても気にならない
・押し寄せてくるさまざまなチャレンジにただ対応することに時間を費やすのではなく、自分自身のチャレンジに対応することで一日を送りたい
・できるだけ一流の人たちのいる場所に行くのがいい