【第6回読書会】ジム・ステンゲル著『本当のブランド理念について語ろう』 | 働きながら!公認会計士試験勉強ブログ⇒8年後は世界へ!

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経理(派遣)の仕事をしながら、2012年公認会計士試験に合格しました。
2013年2月から事業会社の経理職として勤務しています。

本日は、第6回読書会でした。


最初から経営企画部の先輩と、
「経営企画部と経理はどのように連携すべきか(できていないから)」
「うちの会社は管理会計ができていないと監査法人に指摘を受けた」
などなど論争になり、


新人君だけが、読書内容を発表。

新人君が読んだのは、下記です。


企業危機管理 実戦論 (文春新書)/文藝春秋
¥714
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企業危機管理について読むなんて、何て将来が頼もしい。

企業危機管理といっても、大きなスケールで考える必要はなく、
問題を起こすのは個人なので、
個人に対してどのように管理していけばいいのかが書かれているようです。
なるほど。


私が読んだのは下記ですが、
来週発表します。
とても揺さぶられる本です。


<備忘記録>

7/3読書会

本当のブランド理念について語ろう 「志の高さ」を成長に変えた世界のトップ企業50/阪急コミュニケーションズ
¥2,100
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●最も著者が言いたいこと
ビジネスが飛躍的に成長している偉大なブランドは、ブランド理念を持っている

ブランド理念・・・“人々の生活をより良いものにする”という崇高な全社共有のゴール
①社内の人々が抱く信念(ブランドの歴史に由来する)②ブランドが顧客や消費者と共有する価値観

⇔高次の理念より、製品の個別の機能や恩恵に関心を払いすぎている日本のブランド


●全世界の5万以上のブランドを10年間追跡調査⇒調査したブランドの平均成長率の3倍以上に達するステンゲル50社(日本企業からは楽天がランクイン)の共通点は?
「偉大なビジネスには偉大な理念がある」
1.人間にとって大切な5つの基本的価値(喜び、結びつき、探求心、誇り、社会的影響)のいずれかの側面で、“人々の生活をより良いものにする”ことに関わるブランド理念を発見する
2.ブランド理念を軸に、企業文化を構築する
3.ブランド理念を社内外に発信し、社員と顧客の両方と共有する
4.ブランド理念に沿って、理想に近い顧客体験を提供する
5.ブランド理念に照らしてビジネスの進歩の度合いと社員の仕事ぶりを評価する


●具体例
・HPのヒューレット「社会に貢献すれば報われるはずだと考えてビジネスを行ってきた」
・P&Gピーナッツバター『ジフ』「母親が子供の発育を助ける」
・P&Gダウニーシングルリンス「触覚、嗅覚、視覚を刺激され、新しい感覚を味わいたい」という消費者ニーズと欲求を満たすと同時に「低所得者層女性の家事負担をもっと軽くできる」という理念
・トイレタリーメーカー、ナチュラ社「ベム・エスタル・ベム」(=幸せに、快適に)⇒自社の販売員を通じて顧客と一対一の関係を築く
その他多数・・・書ききれませんでした!