退行する米国(その4) | 日本のお姉さん

退行する米国(その4)

ようちゃん、おすすめブログ記事。↓

太田述正コラム#2023(2007.8.26)<退行する米国(その4)>

http://blog.ohtan.net/archives/50979984.html

からの引用です。

5 英米での反応

 (1)ベトナムとの比較について

 英米の主要メディアの反応は、ブッシュ演説中、ベトナムへの比較のところを
紹介し、批判したものがほとんどです。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/6958824.stm
http://www.guardian.co.uk/Iraq/Story/0,,2154354,00.html (注4)
(どちらも8月23日アクセス)
http://www.latimes.com/news/opinion/la-ed-diem23aug23,0,1295966,print.
story
。8月24日アクセス
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/blog/2007/08/23/BL20070823
01044_pf.html
。8月24日アクセス:米英のメディアの報道ぶりを概観した記事
http://www.ft.com/cms/s/0/152b3d0a-527a-11dc-a7ab-0000779fd2ac.html
(注4)このガーディアンの記事は、ブッシュがこんな演説をしてイラクから早
期撤退をしないことを強調したのは、22日に公表された世論調査で、(民主党主
導の)米議会に対する評価が、1974年からこの種世論調査が始まってから最低の
18%に落ち込んでいることが判明したこと、またそれより少し前の世論調査で、現
在実施中のイラクへの米軍増派に対する支持率が先月の22%から31%に上昇したこ
と、米軍早期撤退論者の民主党レビン(Carl Levin)上院軍事委員長と最近イラ
ク政策でブッシュと袂を分かった古参共和党上院議員のワーナー(John Warner)
が、共同で米軍増派が目に見える成果を挙げたという声明を出したこと、が背景
にある、と指摘している。

 この中で特に興味深いのは、下から2番目のヒッチェンス(コラム#175、727、
1096)によるコラムです。
 オックスフォード大卒で1981年に米国に帰化したヒッチェンスは、戦闘的無神
論者として知られていますが、彼にしてはめずらしく筆が滑ったところが目に付
くコラムです。

 筆が滑ったと私が思うのは、「ベトミン、後には民族解放戦線は、第二次世界
大戦中、枢軸国に対する米英の戦いの同盟相手だった。他方、イラクのバース党
はその反対だった。」と「ホーチミンは、ベトナム独立宣言においてトーマス・
ジェファーソンを引用したが、こんなことはバース党員やイスラム聖戦のプロパ
ガンダでは絶対ありえないことだ。」というくだりです。
 前者に関しては、米国や英国が、単に敵である日本(と仏ヴィシー政権)の敵
として、中国共産党等とともにベトミンをも支援した、というだけのことですし
、後者に関しては、ヒッチェンス自身が認めているように、ホーチミンによるプ
ロパガンダ以外の何物でもないからです(注5)。

 (注5)しかも、ホーチミンは米国の英国からの独立の論理を引用したわけでは
なく、単にジェファーソンの「すべての人間は平等につくられた」という言葉を
(米国へのリップサービスとして)引用しただけだ(
http://archive.salon.com/books/review/2000/11/14/duiker/index.html
。8月26日アクセス)。フランス革命時の「自由・平等・博愛」しなかったのは
、この精神に反してベトナムの独立を認めなかったフランスへの当てこすりだろ
う。それに「自由」もホーチミンのお気に召さなかったか。

 なお、私は米国によるベトナムへの介入は愚行だったけれど、ベトナムから米
軍を撤退させ、南ベトナムを北による併合を黙認したことは更なる愚行だったと
いう立場であることはご承知のことと思います(コラム#1579等)。
 これに関連し、私は対イラク戦を支持するとともに、ベトナムからの米軍の撤
退に反対するの同じく、イラクからの米軍の早期撤退には反対であることを申し
添えます。

 (2)日本との比較について

 日本にも触れた記事やコラムがないわけではないのですが、
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/6960089.stm
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/08/22/AR200708
2200323_pf.html
(どちらも8月24日アクセス)は、文字通り触れただけであり、コメントを伴っ
ているのは、
http://commentisfree.guardian.co.uk/matthew_yglesias/2007/08/dont_know_
much_about_history.html
(8月23日アクセス)と
http://www.nytimes.com/2007/08/23/washington/23history.html?ref=world&
pagewanted=print
(8月24日アクセス。訂正記事8月26日アクセス)だけです。

 まず、ニューヨークタイムスの記事から片付けましょう。

 この記事が、あたかもブッシュが、ナチスドイツと日本に同等のウェートで言
及したかのような書き方をしていることがまず気に入りません。

 しかも、「米国にとって史上最も攻撃的で無法な二つの敵(two of history’
s most aggressive and lawless adversaries)」という修飾語句をナチスドイツ
と日本の前につけて書いているのももってのほかです


 ただ、これらの点を除けば、それほどおかしいことは書かれていません。
 ドイツと日本との戦いは総力戦であったけれど、イラクでの戦いはそうではな
いこと、ドイツと日本はどちらも均質な国民国家であってイラクとは対照的であ
ったこと、占領にあたってドイツと日本の政府や潜在的占領反対勢力を消滅させ
た(注6)こと、それでも占領に当たってイラクと比較してそれぞれ3倍以上もの
大兵力を投入したこと、長期間にわたって占領したこと、その間、一人の米兵も
叛乱分子に殺害されなかったこと、を挙げて、ドイツや日本は引き合いに出すべ
きではない、という指摘はその通りです。

 (注6)「日本の政府を消滅させた」については誤り。

(続く) 引用終わり

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【毎日新聞の共産主義者】

終戦を考える夏。私はイタリアを訪ねました。この国の現代史は、政権を握ったファシスト党と、服従しなかった住民との戦いで知られます。

 北部・ボローニャ市の中心広場には、ファシストやドイツ軍に殺害された抵抗運動の人々の肖像写真が掲げられています。

 イタリアは戦後、国民を見捨ててドイツ占領軍から逃れた王家の追放を国民投票で決めました。自らの手でファシズムを打倒したという意識があったからこそ、実現した事実です。
そんな戦後史を持たぬ日本人の私には、まぶしい光景です。」 

      (編集制作センター三枝泰一)
毎日新聞 2007/08/26「今日の『喜』」より
ーーーーーーーーーーーーーー
日本の大手新聞社には、まだこの手合いが生きているの
ですね。最後の一行の意味するところは大きいです。天皇の
追放というようにも読めます。左翼というより共産主義者
でしょう。

 イタリアこそ前の戦争の先導者で、大悪党でした。それに
抵抗した人を賞賛するのは結構ですが、イタリアの全体を
持ち上げてわが国日本を卑しめるのは卑怯でしょう。

 センターの隅のほうに引っ込んで頂きたい。

 因みに、イタリアは早めの降伏後、連合軍に参加し
極東軍事裁判(東京裁判)では、わが国より賠償金を
取っております。そのこともこのオッサンは知らないのでしょう。

 毎日の部数が減るわけです。



  大和ミュージアム訪問の様子
  http://www.geocities.jp/mo10mo/yamato.html

それでは、また、ごきげんよう!
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