機動性を欠く金利政策
ようちゃん、おすすめ記事。↓
日本の進路★0319★070826★機動性を欠く金利政策
http://www.geocities.jp/jpkksl/7n083u.html
★ 表題: 機動性を欠く金利政策
林 凛明 ns21c@csc.jp
◇ 私共は一年以上前から、日本の金利(0.5%)を国際水準を念頭に置いた
程度(具体的には多くの先進国水準の2.5-3.0%ダウン、つまり1.0-1.5%)
まで引き上げるように主張し続けて来ました。
◇ しかし、日本銀行は、政府(財務省)筋と国際金融資本等の外資の圧力も
あって、超低位水準を持続して来ました。「日本銀行の福井総裁は、焼き物の
蝦蟇(がま、大型のカエル)が座しているに等しい――注視しているだけで行
動しない――高級の報酬はムダだ」と言う人が出て来ております。
◇ 2006年に相応の利上げを断行して置けば、「円キャリー」(超低金利の円
資金を調達し、サブプライムローンのような高金利運用を断行)等を悪用した
不正常な「為替・投融資・M&A」に対して、抑制力を働かせることができま
した。
◇ 更に、今回の如き「株価急落及び信用不安」発生時には、一時的に「利下
げ」を実施する等の機動的な金利政策を可能にした筈であります。
◇ 金利は、小刻みであっても機動的に変動させ、実態経済の「先導役」とな
ることが肝要であります。「注視だけの日本銀行」では、その存在価値が極め
て低いと言わざるを得ません。
(注) 以下に、当会が過去に発表しましたメールマガジン(読者の広場付き
充実版)を掲載して、ご参考に供します。
――引用開始――
日本の進路★0244★070222★日銀の利上げは当然
「日本の進路」 日本戦略の研究会 No.0244 2007/02/22
★ 表題: 今回の日銀の利上げは当然、今後の日銀の金融戦略は、世論に半
歩先んずることが肝要
水戸昭幸 f9mdd@yahoo.co.jp
◇ 2007年2月21日の金融政策決定会合において、日銀は「無担保コール翌日
物金利の誘導目標」を、年0.25%から年0.5%に引き上げることを決定し、即
日実施しました。政策委員9人のうち8人が賛成(反対は岩田日銀副総裁1人)
という圧倒的な多数でした。
◇ 世界の金融情勢と比較勘案して、あまりにも低すぎる金利水準を、正常化
へ向けて、踏み出した方向性は当然と申せます。約1ヶ月前は、政府(財務省
筋の官僚)や国会議員等の「雑音」で、日銀(政策委員会)の姿勢が揺らいで
いただけに、ようやく「一山越えた」感じがします。
◇ 日本の消費が今ひとつ盛り上がらないこと、物価が高騰する兆しが見えな
いこと等を、金利据え置きの「理由」に掲げている連中がいます。しかし、か
かるアップは、世界情勢を主因とするもので、日本自体の問題ではありません
。つまり、「消費」「物価」のアップを待望していても、期待が裏切られ、日
本の異常な金利水準が、正常化される時機が長期間到来しません。
◇ 日本国民の総体は、1400兆円の金融資産を保有しており、金利の上昇は、
多くの国民にとって「プラス」(メリット・利益)であります。2月22日の株
式相場は、0.25%の金利上昇を、折り込み済み(想定内)として上昇し、1万8
千円を超えました。
◇ 日銀の金融政策は、世論(世間の予想)に、「半歩先んずる」「予防・警
告的な」優秀な分析判断と果敢な行動が、非常に肝要(重要)であります。
◇ 多くの人間(世論)が当然と考える時機に至って、日銀がようやく行動に
移るのであれば、政策委員は「6歳の童子」でも可能であります。かかる判断
・行動力が劣る(後追い型の)委員に、高い報酬を払う必要もありません。
(No.0244完)
『読者の広場』―敬称略
★ 吉田秀次 件名: 更に一段の利上げが必要
大都会(東京・名古屋・大阪・福岡等)の中心部の地価が、大幅に上がって
来ています。金余りの資金が「一人歩き」する気配が忍び寄りつつあります。
海外への資金流出も懸念されます。
予防的な(警告的な)利上げを要する時機が、既に来ていると言わざるを得
ません。
★ 羽田智元 件名: 金利政策は、世間追従では不可
金利は、世界の情勢を察知して、予防的に早めに断行することが肝要です。
日銀は、既に再度の引き上げが必要な時点に至っています。
水戸昭幸氏の論は当然です。政府や国会議員は、選挙のことを考えすぎ、世
界の金利動向を見落としています。
「読者の広場完」
――引用終了――
――引用開始――
日本の進路★0203★061118
「日本の進路」 日本戦略の研究会 No.0203 2006/11/18
★ 表題: 日本銀行は、利上げを即断すべき
林 凛明 21cq9@do-z.net
◇ 欧州・米国・産油国等の投資家やファンドは、円金利が極めて安いため、
日本市場で資金を調達(借入)して、金利が高い外国の債券等で運用し、「濡
れ手に粟」に類似する利益を挙げています。
◇ 日本国民の有する資金(預貯金)とその利息が、銀行の不良債権の穴埋め
に悪用され、更に、日本を豊かにする(国富増大の)ために活用されずに、外
国の「不労所得」層を喜ばせるために利用されている訳であります。
◇ 上記の反射的な効果として、「日本円」が、米ドルを除く世界の通貨(ユ
ーロはもちろんアジア通貨)に対して、安値圏に張り付いています。この程度
の「円安」が、一概に大きなマイナスではありませんが、「金利水準」の妥当
性(世界の水準金利の3%以内)から、はみ出したままに張り付いていると言
わざるを得ません。
◇ 過大な借金(国債・地方債)を抱える「官」(政府・与党)サイドは、日
本銀行に「金利引き上げ反対」の意向を、押し付け(容認させ)ようというシ
グナルを送っています。日本銀行は、福井総裁の村上ファンドへの投資によっ
て、弱みを握られている(つけ込まれている)感が捨て切れません。
◇ しかしながら、総裁個人の不適切な投資と金融の舵取り(金利戦略)とは
、完全に切り離して、処理する問題であります。日本銀行は、早急に且つ断固
として、「利上げ」を断行すべき時機に至っています。
◇ 利上げに伴う証券(株式)市場への悪影響は、10%の証券税制を20%の本
則に戻すのではなく、逆に5%に引き下げる英断をもって対応すべきと考えま
す。株価上昇は、景気を好転させ、日本国家全体の「富」を増大する極めて有
効な手段であります。
(No.0203完)
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林 凛明 ns21c@csc.jp
◇ 私共は一年以上前から、日本の金利(0.5%)を国際水準を念頭に置いた
程度(具体的には多くの先進国水準の2.5-3.0%ダウン、つまり1.0-1.5%)
まで引き上げるように主張し続けて来ました。
◇ しかし、日本銀行は、政府(財務省)筋と国際金融資本等の外資の圧力も
あって、超低位水準を持続して来ました。「日本銀行の福井総裁は、焼き物の
蝦蟇(がま、大型のカエル)が座しているに等しい――注視しているだけで行
動しない――高級の報酬はムダだ」と言う人が出て来ております。
◇ 2006年に相応の利上げを断行して置けば、「円キャリー」(超低金利の円
資金を調達し、サブプライムローンのような高金利運用を断行)等を悪用した
不正常な「為替・投融資・M&A」に対して、抑制力を働かせることができま
した。
◇ 更に、今回の如き「株価急落及び信用不安」発生時には、一時的に「利下
げ」を実施する等の機動的な金利政策を可能にした筈であります。
◇ 金利は、小刻みであっても機動的に変動させ、実態経済の「先導役」とな
ることが肝要であります。「注視だけの日本銀行」では、その存在価値が極め
て低いと言わざるを得ません。
(注) 以下に、当会が過去に発表しましたメールマガジン(読者の広場付き
充実版)を掲載して、ご参考に供します。
――引用開始――
日本の進路★0244★070222★日銀の利上げは当然
「日本の進路」 日本戦略の研究会 No.0244 2007/02/22
★ 表題: 今回の日銀の利上げは当然、今後の日銀の金融戦略は、世論に半
歩先んずることが肝要
水戸昭幸 f9mdd@yahoo.co.jp
◇ 2007年2月21日の金融政策決定会合において、日銀は「無担保コール翌日
物金利の誘導目標」を、年0.25%から年0.5%に引き上げることを決定し、即
日実施しました。政策委員9人のうち8人が賛成(反対は岩田日銀副総裁1人)
という圧倒的な多数でした。
◇ 世界の金融情勢と比較勘案して、あまりにも低すぎる金利水準を、正常化
へ向けて、踏み出した方向性は当然と申せます。約1ヶ月前は、政府(財務省
筋の官僚)や国会議員等の「雑音」で、日銀(政策委員会)の姿勢が揺らいで
いただけに、ようやく「一山越えた」感じがします。
◇ 日本の消費が今ひとつ盛り上がらないこと、物価が高騰する兆しが見えな
いこと等を、金利据え置きの「理由」に掲げている連中がいます。しかし、か
かるアップは、世界情勢を主因とするもので、日本自体の問題ではありません
。つまり、「消費」「物価」のアップを待望していても、期待が裏切られ、日
本の異常な金利水準が、正常化される時機が長期間到来しません。
◇ 日本国民の総体は、1400兆円の金融資産を保有しており、金利の上昇は、
多くの国民にとって「プラス」(メリット・利益)であります。2月22日の株
式相場は、0.25%の金利上昇を、折り込み済み(想定内)として上昇し、1万8
千円を超えました。
◇ 日銀の金融政策は、世論(世間の予想)に、「半歩先んずる」「予防・警
告的な」優秀な分析判断と果敢な行動が、非常に肝要(重要)であります。
◇ 多くの人間(世論)が当然と考える時機に至って、日銀がようやく行動に
移るのであれば、政策委員は「6歳の童子」でも可能であります。かかる判断
・行動力が劣る(後追い型の)委員に、高い報酬を払う必要もありません。
(No.0244完)
『読者の広場』―敬称略
★ 吉田秀次 件名: 更に一段の利上げが必要
大都会(東京・名古屋・大阪・福岡等)の中心部の地価が、大幅に上がって
来ています。金余りの資金が「一人歩き」する気配が忍び寄りつつあります。
海外への資金流出も懸念されます。
予防的な(警告的な)利上げを要する時機が、既に来ていると言わざるを得
ません。
★ 羽田智元 件名: 金利政策は、世間追従では不可
金利は、世界の情勢を察知して、予防的に早めに断行することが肝要です。
日銀は、既に再度の引き上げが必要な時点に至っています。
水戸昭幸氏の論は当然です。政府や国会議員は、選挙のことを考えすぎ、世
界の金利動向を見落としています。
「読者の広場完」
――引用終了――
――引用開始――
日本の進路★0203★061118
「日本の進路」 日本戦略の研究会 No.0203 2006/11/18
★ 表題: 日本銀行は、利上げを即断すべき
林 凛明 21cq9@do-z.net
◇ 欧州・米国・産油国等の投資家やファンドは、円金利が極めて安いため、
日本市場で資金を調達(借入)して、金利が高い外国の債券等で運用し、「濡
れ手に粟」に類似する利益を挙げています。
◇ 日本国民の有する資金(預貯金)とその利息が、銀行の不良債権の穴埋め
に悪用され、更に、日本を豊かにする(国富増大の)ために活用されずに、外
国の「不労所得」層を喜ばせるために利用されている訳であります。
◇ 上記の反射的な効果として、「日本円」が、米ドルを除く世界の通貨(ユ
ーロはもちろんアジア通貨)に対して、安値圏に張り付いています。この程度
の「円安」が、一概に大きなマイナスではありませんが、「金利水準」の妥当
性(世界の水準金利の3%以内)から、はみ出したままに張り付いていると言
わざるを得ません。
◇ 過大な借金(国債・地方債)を抱える「官」(政府・与党)サイドは、日
本銀行に「金利引き上げ反対」の意向を、押し付け(容認させ)ようというシ
グナルを送っています。日本銀行は、福井総裁の村上ファンドへの投資によっ
て、弱みを握られている(つけ込まれている)感が捨て切れません。
◇ しかしながら、総裁個人の不適切な投資と金融の舵取り(金利戦略)とは
、完全に切り離して、処理する問題であります。日本銀行は、早急に且つ断固
として、「利上げ」を断行すべき時機に至っています。
◇ 利上げに伴う証券(株式)市場への悪影響は、10%の証券税制を20%の本
則に戻すのではなく、逆に5%に引き下げる英断をもって対応すべきと考えま
す。株価上昇は、景気を好転させ、日本国家全体の「富」を増大する極めて有
効な手段であります。
(No.0203完)
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「日本の進路」 日本戦略の研究会 は、
ためになるメールマガジンです。
http://www.geocities.jp/jpkksl/7n083u.html
他にもおすすめブログがたくさん
ありますよ。キリスト教に冷たい記事もあるので、
全部の記事をおすすめしているわけではありません。
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あんた何様?
他、
(順不同)
全部書けなかったので、
また追加します。