理系の文章 | ひみつのnyaon

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OL雑談日記…別にぜんぜん秘密じゃないんだけど、長年のタイトルを変えるのが面倒だった…

 
 
積読の山から出してきました…さすがに9冊も溜まると…ちょっとね…
 
もともと高里さんの妖怪薬屋シリーズが大好きだったので
せっせと買い揃えてきたんだよね
新たなシリーズは、実に英国風味満載で非常に好みです
 
執事がブームになっているけれど、本物の執事というものがどんなものか
そして、そこにある意味は…当主と執事の関係性も含めて
とても真摯なお話です
ミステリー絡みなので、そこもとても上手い
 
妖怪薬屋もそうだったけど、文章が理系なんだと思う
余計なものがなく、でも、説明不足でもなく、まっすぐ芯を通した感じ
切り返しがテンポよくて、面白いのもいい
クスっと笑えるような部分が時にブラックだったり、切なさだったり
主従の関係性がどんどん噛み合っていく=ともに成長するということなんだと思う
いいなあ、こういう関係
 
さて9冊目に辿りつくのはいつになるかな…10冊目が出るのは早いかも…