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映画になるのは、疾風ロンドのほうかな
白銀ジャックとはキャストが違うんだよねえ
どちらもいいところがあるんだけど…根津とセリのイメージは
どっちも違うので…ううむ
3作目は、メインキャストではないところで話が進んでいくから
もしかしたら、このシリーズは最初の1冊以外は
メインキャラチェンジなのかもしれないと思ったところです
今回は追って追われるチェイスが見どころなんだけど
内容は昔からある、アリバイ証人探し
その舞台がゲレンデというだけかもしれない
でもね
今回は逃げる青年と協力する青年の友情編でもあるんだなあ
ここまで頼りになる友人がいるって、ものすごい運だと思う
主人公はわりとのほほんと生きてきたタイプだから
こういうことはとても素直に物事をとらえ過ぎてて
確かに忠告したくなるよね
運といえば…彼らを追う刑事もまた、最後の最後でいい人になってる
普通なら、さっさと連行してしまうところ、ちゃんと話も聴くし
期日期限まで待っててあげる
そういう部分がとてもファンタジーでした
結局、真犯人は…身近にいた人というあたりも定石かな
このシリーズは本当に真冬に読むと、空気感覚が実にいいなあ
スキーをしたくなってくるんだよね
(ボードは体験でしかやってない)
はたして今、スキーを滑ることが出来るんだろうか…
刑事のひとりが10年ぶりくらいにスキーをするというあたりで
身体が覚えていますよって言われるあたり、納得しているんだけどね
三つ子の魂百までもってやつです
だからたぶん、今も30分くらいあれば慣れて滑られるかもしれないと思ってます