>pukupuku1024さん
コメントありがとうございます。
アメショーくん、罹患してしまわれたんですね。とても残念です。が、トルバプタンは、人間用のお薬だけあって、どのくらいの余命を延ばせるかは、個々の子の状態にもよると思いますが、少なくとも調子の悪さからは、解放され毎日を快適に暮らしてくれるような体調を保ってくれます。

今、腎臓のステージがどのくらいかは書かれてなかったのですが、高額なお薬のため、腎臓の症状が現れたタイミングで始めることが標準治療となっているようです。もしくは、嚢胞の大きくなるスピードが早い場合などが、タイミングとされております。

ただし、ステージ3以降で発見となると、お薬自体が腎臓に負担をかけることも考えられるため、体重の3g/kgの量をいきなりではなく、少量(適用量の1/4からスタート等)から始めることをお勧めします。

そして、服用と共に、かなりのお水を欲しがるので、猫ちゃんの生活空間になるべくたくさんの水場を用意してあげると良いかと思います。また、おしっこもたくさんしますので、トイレも出来れば多めに、常に清潔綺麗を心がけ、食事も水分摂取を考えたものを取り入れ(チュールや水分補給、ウェットなどをおやつとしてあげる等)、脱水に気をつけてあげてください。

当初は、毎月の血液とエコー検査をし、異常がないかを見ながら徐々に(ひと月くらいかけて)服用量を増やし、適用量までもっていけるといいかと思います。その際クレアチン値は、トルバプタン服用により上がることが多いですが、これは薬のせいなので、あまり気になさらずに結構です。

できれば同時に、腎臓の炎症を抑えるラプロスや、排泄物を出すサプリアゾディルも服用されることをお勧めいたします。

結石は大丈夫ですか?多発性嚢胞腎の子は、結石も持っていることが多いので、注意をしてあげてください。

また、食事は、水分の多いもの、腎臓のステージにより腎臓食をとなりますが、そこまで必要なければ、好きなものをあげて大丈夫です。判断に不安があれば、富士フィルムのFGF23の検査を受けて、結果から、腎臓食が必要かどうか判断ができます。是非、担当の先生にご相談してみてください。

結石がある場合には、また別の対応が必要となるかと思われます。

適用量を服用できてからは、毎月の検診から、2ヶ月おき、3ヶ月おき、半年おきと状態が落ち着いているのであれば、適宜血液検査とエコー検査の間隔を調整し、様子をみながら続けていく感じになるかと思います。

血液検査では、肝機能数値に異常がないか、腎機能についても観察が必要です。エコーは嚢胞の大きさ、量の変化などを観察していく感じです。

薬を続けていても、小さくなったり、大きくなったり、量が増えたり、減ったりと、度々変化するので、一喜一憂するかと思いますが、長い目でみながら治療をあたることが大切なようです。

アメショーくんが、少しでも元気にそして、より長くそばにいてくれることを祈っております。