物価高が続き、おおよそ賃金の増額が見込めるのは一部上場企業の大手のみ。日本を支えている企業のほとんどは中小企業が8割以上を占める中、実質賃金は下がる一方。今月からは、ガソリンの補助金も打ち切られるため、また更に生活は苦しくなっていくと思われる。
車に乗らないから、ガソリンの補助金は不公平だとおっしゃる方もいらっしゃるようだか、考えてみてもらいたい。便利な世の中で、ネットでの買い物や、スーパーでの買い物、欲しいものは常に身近に揃っており、いつでも手に入る。それは何故か?そう、運送という業界の方々が、人手不足な中頑張って期日に間に合わせ届けてくれているからだ。勘の良い方はお気付きだろう。その身近で手に入るもの全てが、ガソリンを使用して運ばれてくるのだ。
このようにガソリンの補助金は、車に乗らない人たちにも恩恵があるのだ。が、それも打ち切られることとなり、早かれ遅かれ、またそれに伴う値上げラッシュが始まることだろう。
今回の値上げは、いっときに留まらないどころか、日本人の主食である米の高騰が、一向に下がる気配のないことが問題だ。政府は、いざという時の為、備蓄米というものを常備している。しかし、この高騰で苦しんでいる国民がいるにも関わらず、一向に備蓄米を流通に出す様子はない。逆に農水省は、なかなか上がらない米の価格が上がったことを喜んでいる始末。下げる気など毛頭ないらしい。残念なことに日本の政治は、政治家による政治家のための政治になったしまったようだ。国民は蚊帳の外。昨今の政治家は、国民は、政治家の方々のために税金をせっせと収めるためだけに存在だと考えておられるようだ。その証拠に財務省は、税金を徴収すればする程、出世する仕組みとなっているらしい。
猫たちの日用必需品にも、その値上げの嵐は容赦なく、毎月購入している猫砂は、いち早く1袋300円以上の値上げとなった。
多発性嚢胞腎の治療でトルバプタンを使用すると、利尿剤のため、通常の猫の3倍くらいの尿量で、回数も1日5回以上となる。たがらといって、清潔なトイレは、下部尿路病の1番の予防法だ。ここは手は抜けない。
そして、治療用ドライフードも輸入物がほとんどの為、値上がり、ウェットフードは、値上がりの上、内容量も減っている模様。猫にとっても生きづらい世の中になってしまっている。あとは、飼い主さんの心意気で、猫からもらっている恩恵を思い、今までと同様に生活してもらうよう頑張るだけだ。
もちろん病院の治療費も値上がりしている。遺伝子性難病のため、保険は適用外、全て自費診療となる。考え方にもよると思われるが、私は人でも、いきもの全てでも、命を上回るものはないと思っている。よって、治療はもちろん継続、あとは人間側でどうにか頑張るしかないのだ。
老後資金に2,000万円の蓄えをと政府は呼びかけるが、国民の一体何割がそんなお金を用意できるのか?ほぼ日々の生活でいっぱいいっぱいな家庭がほとんどだと思われる中、円安に拍車かがかかり、これから老後を迎えるであろう人達は、同等の価値から考えると4,000万は必要だと試算されている。もちろん1人の老後生活にかかる費用としてだ。家族ではない。
故安◯首相の死ぬまで働かせる法案が、現実となってきているのだ。もうそれだけと金額を普通に稼いで貯めるのは無理だと政府もわかっているので、そこでニーサという少額から購入できる資産運用を打ち出した。しかし、いいことばかりをアピールしているが、所詮運用資産だ。ハイリスクハイリターンとまではいかなくとも、ローリスクローリターンではあるのだ。預金に自動的につく利息とは、そもそも考え方が違う。今の時代利息もほぼつかないが、、、
まだ、スタートしたばかりで、我先にと購入している状態で、今のところ一見順調に見えるが、今後、一度暴落することは間違いない。1990年代後半のバブル期と何ら変わらない流れだ。相当、株にお詳しい方を除いては、素人は、手を出さない方が得策と思える。
なんだか、今回は、話がだいぶそれてしまっているが、猫たちには、この世の中でも飼い主に守られ、今まで通り幸せなにゃん生をおくっていただきたい。
ある統計では、猫を買っている人は、脳卒中や心筋梗塞になる率が下がるという結果が出でいるらしい。それだけ、人に安らぎと心の癒しを施してくれているのだ。人として、一度にゃん生を受け入れたのであれば、最後までその恩恵に報いて、精一杯努力すべきと考えている。
次回→ 猫破歯細胞性吸収病巣のその後