一年を通しての猫の体重の変化は、夏に向かって減り、冬に向かって増える傾向にある。そのためか、兄猫の体重も5kg後半〜6kgくらいになっていた。
当初、トルバプタンの規定量を決めた時は、6.2kg少しあったので、15mg×1+1/2を処方されていた。しかし、かなり多めだったので、東京の獣医から以前いただいた資料と話を参考に、15mg+1/3を服用量としていた。
6.2kgの場合の規定量=18.6mg
6.0kgの場合の規定量=18mg
処方されていた量15mg+1/2=22.5mg
実際に服用していた量15mg+1/3=20mg
ほんの少しの差だが、小さな猫の身体には、大きな量の変化となる。恐らくかかりつけ医は、1/3カットが難しいと考え1/2の処方となったのだろう。(以前にSNSでお世話になった同病の猫ちゃんも5.9kgで、服用量が15mg+1/4=18.75mgだった。ちなみ規定量は、17.7mg)
現在の体重が6.1kgに落ち着いているので、服薬量を15mg+1/4=18.75mg(6.1kgの規定量18.3mg)で、お願いした。15mg+1/3=20mgで服用していて、片腎の嚢胞が大きく数も増えている状態で、減薬は悩ましいところだが、薬は適用量というものがあり、多く飲めばより効くというものでもなく、過剰摂取による副作用が懸念されることにもなりうる。
なので、これ以上大きく、数も増えては欲しくないのは山々だが、体重にあった規定量に変更を願い出た。体重は、体重計でも測るが、トレッタトイレで、トイレを使用する度に尿量や排泄時間、体重が記録されるので便利だ。それも体重に関しては、ちゃんとトイレ内に入っていれば、病院で測るものとほとんど誤差がないので優秀だ。
なので、都度体重の変化を確認しつつ、トルバプタンの服用量を調整している。長く飲む薬は、人間も同様、副作用を起こさないように、正しく服用することが重要だ。特にこの多発性嚢胞腎という病には、唯一の治療薬(完治薬ではない)だ。これが服用出来なくなることは致命的だ。なので、日々の体重管理は必然的重要となる。
次回、減薬後の状態が不安でもあるが、規定量で上手く効果が出てくれることを祈り、毎日服用を頑張ってくれる兄猫を褒めてあげたいと思う。