私事ではあるが、私自身過去に尿管結石、膀胱炎複数回、腎盂腎炎等、腎臓結石、尿道結石と尿路系が弱い。ちなみに水分摂取も苦手だ。以前は1日にコップ1杯の水分をとるかとらないかで、トイレも1日2回と言う感じで過ごしていた。尿道結石後は、意識して水分を摂取するようにし、以来どうにか、尿道結石だけはギリギリのところで免れてはいる。www
水分摂取量は、尿路系に影響を与えることは、人間でも同じ。摂取量が減ると、滞留した膀胱内で菌が増殖し、膀胱炎に、それを繰り返す内に菌が腎盂まで感染させてしまい腎盂腎炎に、そして尿濃度が上がることで、当然結石が作られてしまう。現在も左腎臓に3つの結石待ちだ。ちなみにアルコール=結石のイメージが強いが、アルコールは飲まない派。
幸いにも入院3日目にして、尿と一緒に自然排出(点滴と鎮痛剤は使用)され、無事退院となったが、本当に小さい、見落とすくらいの石だった。こんな小さな石(ただしギザギザ)があれほどの痛みを起こすとは、驚きだ。
そして、この尿路結石とやらは、三大疼痛と呼ばれるのに相応しい程の激しい痛みに襲われる。私自身は、陣痛よりも痛かったと思っている。こんな痛みに猫は、ただうずくまり耐えているのかと思うと、どれだけ我慢強いのか、本当にその忍耐力に頭が下がる思いだ。だからこそ、飼い主はいち早くその異変に気づき、その痛みからいち早く救ってあげて欲しい。
尿路結石のご経験がある方は、ご存知だろうが、本当に想像を絶する痛みだ。足は痙攣し、気絶寸前だ。自分の愛猫がただうずくまって調子悪そうだと2〜3日様子を見るとかではなく、すぐに病院へ連れて行ってあげて欲しい。これほどの痛みと2〜3日も戦うなんて、考えてみてもらいたい。どれほど辛いことか。
もし、病院へ行き、事なきを得られたなら、それはそれで良いことではなかろうか。出来れば、ほとんどの猫たちが、事なきことで済むことを願わずにいられない。