以前にも、腎臓病に罹患すると高血圧になりやすいことを書かせて頂いたが、実際、猫の血圧を測るのは難しい。


そこで、前回サードオピニオンの病院で、正確な測り方を伝授いただいたので、紹介したいと思う。


まず、動物用血圧計で、その動物のサイズに合った「カフ」(腕に巻くやつ)を用意し、心臓と測る位置が同じ高さになるようにする(猫の場合だと横に寝転がるような体制が1番やりやすい)


測れる場所は、前足(手首)内側、しっぽの付け根(下側)で、それぞれカフから繋がっているチューブを()内の血管部分に合わせて、ぴっちりと巻く。また、巻いた時に、→←の範囲に巻き終わりが来るサイズのものを使う。


また、しっぽの場合は、巻く場所の毛を分け、出来るだけ皮膚に近く巻くのが秘訣だ。


これまで、何度も挑戦しては、測れているのかわからないような数値(測るたびに違う)だったのが、割と早くキチンとした数値が出るようになった。


ただ、闇雲に巻いて、スタートを押せばいいというものではなかったらしい。


もちろん興奮状態では、正確な値が測れないので、リラックスしているときや眠そうなときなど、タイミングをまた行うことも重要だ。


昨日の値→96/77で正常値


これで毎日きちんとした数値で、正常値であれば安心だ。


もし、同じように血圧を測るのが上手くいかないと言う人は、ぜひ参考にしてみてほしい。