こちらのブログにいただいたコメントで教えたいただいた「アゾディル」。
関東の獣医に相談したところ、アゾディルは、当院でも使用していて、服用することでBUNの元となるものを消化管で吸着し、結果としてBUNの数値を下げてくれる効果あり、今の薬との併用も問題なしとのこと。
サードオピニオンの獣医は、以前勤めていた病院で使用していたがと、割と懐疑的。腎臓自体を直すものではなく、あくまでも数値は良く見えるようにはなるけども、お金に余裕があればどうぞという感じとそっけない対応。(トルバプタンの薬価をご存知ないのだろうか?トルバプタンに比べたら、全然お安い価格に感じてしまうのだが、、、今はお金ではないのだ)
確かに、腎臓を治療する目的ではないものの、それなりの腎臓関連の数値に高値が出ている場合、猫は口には出さないが、お腹の張りや、押された時の痛み、だるさ、疲れやすさ等々、人間の腎臓病を患ってる方々の症状と大差ないということなので、少しでも身体が楽になってくれるのならば、使ってみようかとそれぞれの獣医に意見を求めてみたのだが。まぁ、所詮はサプリという扱いなのか。
兄猫も大人になったせいもあるかもしれないが、術後からは、全く遊ばなくなってしまった。傷が癒ても、おもちゃにもあまり興味を示さない。恐らく身体がだるく、疲れやすいのだろう。横になっている事が多く感じる。
アゾディルの効果としては、腎機能低下により、血中に溜まった老廃物が腸管に流れ込み、腸管壁から再び吸収されるという悪循環で、体内に老廃物が溜まりやすくなってくる。その老廃物をエサとして代謝する善玉菌で、老廃物を減らすことにより、様々な症状の緩和につながるものと考えられる。
日本で長く販売されている「カリナール」も同様
この腎臓で濾過仕切れなくなった老廃物を腸内で処理する「腸腎連関」という考えは、人間の腎臓病治療でも有効であるとして、研究が進められているものだ。
残念ながら、今の医学では治せない病ならば、できるだけ対処療法といかに毎日を体調良く過ごしてもらえるかが重要なので、早速使用に踏み切った。
ちなみに、かかりつけ医には、ひと月後の検査時に事後報告となる予定。かかりつけ医は、基本的にサプリ類の使用はしない方針なので、恐らく害のないものであれば、飼い主の意見に反対はせず、様子を見てくれるものと思われる。
また、その頃、どのような変化がみられるものかにも期待したい。もちろんブログでも、報告させていただく。
この場を借りて、このサプリを教えていただいたosizuさんに感謝申し上げたい。
また、様々な病で戦っている猫ちゃんにも、1日でも長く幸せに過ごせるよう願ってならない。そしてまた、飼い主様の心中は、察するに余りある。このブログを通して、一緒に頑張って行ければ幸いである。