病名を聞いてから、食事も喉を通らず、ただ涙が止まらない。でも、そうやっていても兄猫が良くなるわけでもない。そう思ったら、何か出来ることはないのか?


とりあえず、出来る限りの情報収集をした。

まず、幹細胞治療というのが、絶対に効くというところまでは、言えないが、割と体調も良くなり、運が良ければ嚢胞も小さくなったり、現状維持をしてくれるという情報を得た。


すかさず、現在の住まいの地で受けられる病院を検索し、何件か相談の電話をかけてみた。やはり、多発性嚢胞腎には、あまり効果が期待できないという答えが多く、積極的に引き受けてくれるところは少なかった。

その中でも、ダメ元でもいいのならと引き受けてくれた病院があり、そこにアポを取った。が、ちょうど医院長不在とのことで、折り返しを待つことに。しかし、数日経っても連絡がない。一刻も早く治療を受けたいと思ってる側としては、かなりゆったりと構えた態度に不信感を抱き始めた。結局、業を煮やしてこちらからまた電話すると、また、医院長不在。でも、来院するアポは医院長と連絡を取ってもらい、翌週に取ることが出来た。


説明によると、まず血液検査、尿検査、エコー検査、レントゲン検査等々、事前検査をし、改めて後日から3回を分けて幹細胞移植を行うという手順のようだった。費用は、ここの病院では1回の幹細胞移植で80,000円程度。

コレで少しは楽にしてあげられると、翌週まで待つことに。。。


が、しかし、まただ。

来院の前日にもらえるはずの連絡がない。こちらからかけると、医院長の都合で日程をずらして欲しいと。さすがにもうここで受けたいとは思えず、「わかりました。改めて連絡します」と言い電話を切った。


当初に電話で相談した先の病院で、とりあえず連れてきてみてくださいと言われた先が、まだ2箇所あったので、家から近い1箇所へ、すぐに電話予約し、その日のうちに連れて行った。


次回→幹細胞治療を受けるはずが、、、