太輔の手が私の髪に触れる。




ドクン・・・




なお 「な、なんですかっ!?//」

太輔の顔がだんだんと近くなる。



近いっ近すぎるっ・・・










太輔 「髪の毛。ゴミついてたよ。」

なお 「・・・へ?・・・ゴミ??」

太輔 「そうだけど・・・

    なお、顔赤くない? 笑」


なお 「なっ・・・//赤くないですー!!」





私が太輔と話してると

うしろからハイテンションな声が聞こえてきた。





?  「太輔ー!!おはよー。

    ・・・あれ、何女の子の髪触ってんのっ!?」


太輔 「ば、ばーか。髪にゴミついてたの

    取ってただけだけだしっ!!」



仲良さげにその人と話す太輔。

不思議そうに2人を見ていると

その人と目があった。




なお 「あ・・・」

?  「キミ、太輔と仲いいの??」

なお 「え、あの、さっき初めて話して・・・」





ん・・・?

この人って、まさか。




なお 「玉森・・・さん??」

玉森 「お、正解! オレのこと知ってたんだ。」

なお 「え、本物・・・。え、なんでここに」

玉森 「いや、オレも新入生だし。

    しかもこのクラスだし 笑」

なお 「はっ・・・!!?」






急な出来事に私はびっくりする。




玉森 「ははっ・・・あんた反応面白いね。

    名前は?」

なお 「あ、佐倉なおです!」

玉森 「なお・・・ね。オレのことは好きなように呼んで!

    でも、さん付けはやめてね 笑」



そう言って自分の席に戻っていった。






太輔 「・・・お前、玉のファンか?」

なお 「え・・・そんなんじゃないですよ??」

太輔 「のわりには嬉しそうだな。」

なお 「本物見てびっくりしただけですよー」

太輔 「・・・ふーん。・・・俺は?」

なお 「・・・へ?

    どういう意味・・・ですか?」



太輔 「やっぱ、なんでもない。」





そう言って前を向く太輔。

その横顔は、ちょっぴり切なそうな顔だった。