麻雀を教えてて思う。
あれ、俺そういえばどうやって麻雀覚えたんだっけ?
というわけで 回想シーンに突入します(`・ω・´)ゞ
〜高校生〜
僕が麻雀を覚えたきっかけは友人達がやっているからという人並みな理由だった。
最初はゲーム、それから初心者用の本を読んで大まかなルールは理解した。
ただひどいのは、やっとこさルールを覚えたばかりだという僕がいきなりテンゴのセットをさせられたこと。
昔はよくあったんですよ、やりながら教えてやるよ〜安いレートでなヽ(゜▽、゜)ノ(カモカモ)
それが友人達の間では普通だったし、僕だけが特別はめられたわけではなかった。
罪悪感も全くなかったんだと思う。
当時は哲也が流行っていたからね!!
そんなわけで普通に打って普通に負けます。なけなしのお金をむしられます。
ここでこんなクソゲー一生やらない!と誓っていれば僕の人生も大きく違っていたでしょうが、あいにく当時の僕は
「くやしい!絶対に強くなってやる!」
と、こう思っちゃったんですね。
友人に色々勝つための方法を聞くが、帰ってくる答えは
「哲也を読め」
とか当時の僕からみても的外れなことだけだった。
ただ人間とは学習するもので、それから何度もセットをするうちに(学習していない?)、いつも勝つ人間には傾向があることに気づいた。
それは振り込みが少ないこと。
逆に言えば負けてる人間はやたら振り込むなという印象だった。
そうか、オリれなければ勝てないんだ。
めちゃくちゃ当たり前だけど、当時のセット仲間なんてまともに麻雀の勉強をしようとしているやつなんて皆無だったので、これだけでも十分勝負になった。
それからオリを意識するようになった。
メンツから現物を中抜きした瞬間、一つ上達した気がした。
オリ方については現物以外なら字牌とか筋が安全というくらいの知識しかなかった。
「相手からリーチが入って、自分がイーシャンテンならゼンツ、リャンシャンテンならオリ」
という自分なりの押し引き基準もできた。感覚的だったけど、後年そんなに間違ってなかったことがわかる。
これでどうにか仲間内でカモにはならなくなったくらい。
さらなる上達を求めて書店にむかったツケマイ少年は一冊の本を手にしたのだった。
それは山崎一夫著「麻雀で食え」だった。
この本を読むことから僕の麻雀人生は一変した。