僕は両面チーから入ることが多いです。
お店では両面チーを『ツケマイ(本名)チー』なんて呼ばれてました。
ちっちっ( ̄▽+ ̄*)
僕だってなんでもかんでも鳴いてるわけじゃないんですよ。ちゃんと理由あるんですよ。
前回チラっと話した某点5店で、1回だけ怒られるかなーって思いながら仕掛けたことがあります。
南1西家で2着目、トップ目が親という状況。ドラ9sで5巡目。安手にしかならなそうなんですけど、「のんびりしてたら親に流れが~」って言い訳できるからいいかなって←どうでもいいっすね。
ここから上家から出て来た8pをチー。
さらに5mチー、もっかい8pチー。
みっともなくて画像にしたくないんですけど、両面3つ鳴いて1000点のカン4s待ちっていうね。
それはともかく、上の画像で両面から仕掛けるのは抵抗ある人も少なくないのでは。
僕もいつも鳴くわけじゃないですけど、状況次第ではアリかなと思います。
以前麻雀講義したときに僕はこう言いました。
『チーは積極的に、ポンは慎重に!』
理由の1つとして、ポンは鳴いた相手に対しての安牌を2枚減らしてしまいますが、チーは減らすことなく、また、手牌の種類を多く保つことができます。
なのでもし上家から6pや7pが出た場合は鳴き辛いんですよ。それでも安牌十分なら鳴くときありますけど。
それとチーしたもう一つの理由として、58pの2度受けになっているというのがあります。
2度受けは
①待ちがかぶる分有効牌が少ない
②上家が1度切った牌はもう一度鳴ける可能性が高い
③鳴いて良形ターツが残る
④前述のポンがし辛い
などの理由でチーの優先度が高まります。
そもそも58pの枚数は8枚しかないわけで、そのうち2枚を使用しないと和がりが見込めない手で貴重な1枚をスルーしてしまうと和がりがかなり遠くなります。
なので和がりを拾いたい状況なら仕掛けていった方がいいでしょう。
このように他のターツと待ちがかぶった場合は通常より仕掛けの優先度が高まります。他の例も見ておきましょう。
カンチャン+両面のケース
5sを仕掛けるのは当然としても、8sの仕掛け判断を遅れないようにしましょう。鳴いて愚形ターツが残る分、やや仕掛けにくいですが。急がずに4sを切って1ブロックとする発想を忘れないようにしないしないといけませんね。
待ちの片側だけがかぶってるケース
2sや8sが入ったら待ちがかぶらなくなるのと、5sで3面待ちになることを考慮すればこれもそこまで急ぐ部分ではないですが、枚数が薄くなったときは有効牌が少ないとみて鳴くことになります。特に中盤以降は両面落としで1枚が完全に不要牌となって、上記のようなポンフォローができないことも考慮すべきです。
というわけでまた!