前回のあらすじ。
お金の話。
前回の話の訂正をしたい。
私は、「関西人は金の話ばっかり」と書いたが、正しくは「大阪人」である。
関西人も、私の肌感だが奈良の人や滋賀の人は開口一番お金の話などしないと思う。
お詫びして訂正する。やらしいのは、大阪人である。
(大阪の人に怒られるだろうか、まあいいや)
いよいよ本題に入る。
まずレゴランドとは、レゴの世界観が等身大に体現された、小さな世界である。
レゴの世界の住民になったような感覚を味わうことができ、また小さなレゴでリアルな動物などのオブジェがあったり、小さなレゴが大きなレゴになっていたりと、なんせレゴ好きには堪らないこと間違いない。
アトラクションも沢山ある。
ただし、メリーゴーランドのような、回転するタイプのものが多いので、小さな子どもでも楽しめる反面、やや単調で大人が楽しむには物足りなさを感じるかもしれない。
ちなみに、3歳の長男で、一部を除きほとんどのアトラクションに乗ることができる。
1歳の次男でも、腰が座っていれば乗れるものもいろいろあった。
空いていたため、ほぼ待たずにアトラクションを楽しめたのだが、オフピーク時であったためか、稼働していないアトラクションや、時間を限定して稼働しているものなどが多かった。
オフピークに行く場合、これは乗りたいと思うものは、事前に確認しておくことがおすすめだ。
レゴランドの中央部には、レゴで作られた日本各地の町並みが出現する。
ビルも車も全てレゴでできている。
これは、住んでいる街や行ったことがある場所を探して、大人の方が楽しめるのではないだろうか。
ちなみに、長男が一番気に入っていたのはレゴシティ。
レゴの人物が働いている街である。
長男は、スピード違反で白バイに切符を切られるおばあちゃんドライバーの孫を熱演していた。
昼食は、「ナイト・テーブル・レストラン」で取った。
学食のように、キッチンの前で注文をし、料理を受け取る。
食事をする場所は広々としていて、ゆったり座ることができた。
ただし、高い。
キッズソーセージカレーとドリンクバーセットで1,200円、きのこうどんと味噌カツ丼、ドリンクバーのセットで2,500円である。
レゴランドについては、食べ物や飲み物の持ち込みはできないので、現地で購入しなければならないのだが、まあまあ高いので、注意と覚悟が必要だ。
ただし、離乳食や乳児のミルクについては持ち込み可能。
綺麗なベビールームがあり、授乳やオムツ替えが可能。
レゴでできた粉ミルクの赤ちゃんが鎮座している、かわいい。
入場ゲートやアトラクションの乗り場で、長男は度々マスクをするように声掛けをされた。
おそらく、3歳くらいからマスクの着用を求められるのだと思うが、「自閉症(発達障害)で、マスクを嫌がってさせられない」との旨を伝えると、それ以上言われることは無かった。
あるスタッフには「他のアトラクションでもマスク着用を求めるかもしれない」と申し訳無さそうに伝えられた。
スタッフの方々は皆、障害への理解があるし、とても心優しい方ばかりだった。
ちなみに、以前市役所でもらったヘルプマークをリュックに付けていたが、リュックを本人があまり背負いたがらないという結末だった。
いっそ、名札のように安全ピンで服に付けた方が、いざという時に役に立ちそうだと感じた。
私達が訪れた日は、午前10時開園、午後4時閉園だったが、アトラクションにはたっぷり乗ることができたし、長男もレゴの自動車のオブジェを堪能し、時間としては充分だった。
レゴといえば小さな子ども向けの遊びで、レゴランドも小さな子どものアミューズメントパークと思われがちだが、徹底したレゴによる造形やレゴの世界観の体現は、むしろ大人の方が感じ入るほどではないだろうか。
私は、年間パスを買わなかったことを後悔するほどである。
さて、当方東大阪市からレゴランドまでの所要時間は、車で2時間ほどだった。
高速道路が空いていたこともあったが、思いの外早く行き来することができた。
…年パス買えばよかった。