一番大切なもの | 日韓カップルっておいしいの?

日韓カップルっておいしいの?

年下の韓国人男子と遠距離恋愛中。

↓前回のお話↓

一生分の맛있어요

 

 

 

 

 

日本語が上手な弟くんという

心強い助っ人登場と

お父様が、最新のスマホを駆使して

「何でも話して」的なことを

翻訳機に喋らせてくれたのでニコニコ

 

私も思い切って自分から

お父様に話をしてみました。

 

 

 

n「cyagiは彼女を両親に紹介するの初めてと話していました」

n「初対面の私の印象はどうですか?」

 

 

 

この時お父様は、楽しそうに笑っていました。

 

 

 

「うちの息子よくやった、と思ったよ(笑)」

 

 

cyagiは照れてるような複雑な表情でした。

そして調子に乗り、畳み掛ける私。

 

 

 

n「初めて会う彼女が日本人と知って

正直どう思いましたか?」

 

 

 

我ながら思い切った質問したなって思います…キョロキョロ

でも正直、一番聞きたかったことでした。

 

 

お父様は、真摯に答えてくださいました。

 

 

「昔日本と韓国は色々あったけど、それは昔の話」

「韓国人と日本人で国籍は違うけど、それは重要じゃない」

「心と心が合えば韓国人も日本人も関係ない」

「一番大切なのは心だよ」

「心が一番大切だと私は考えるよ」

 

 

ざっくり言うとこんな感じで

私の目を見ながら時に微笑んで、

時に胸に拳を当てながら、

真剣に答えてくださいました。

 

 

 

私、好きな韓国語は「마음」なのです。

 

 

心、気持ちと解釈していますが

 

 

この言葉を、お父様の口から聞いて

本当に感動して…

 

胸がいっぱいになって

涙をこらえました。

 

 

 

何をそんな大袈裟に、と

思われるかもしれませんが

 

私自身、お父様の言葉は

もしかしたら社交辞令かもしれない

付き合っている状態の今だけかもしれない

結婚となると違うのかもしれない

と思いながらも

(安定のネガティブ思考発動)

 

 

それでも、私の質問に

淀みなく答えてくれたお父様の言葉

 

そしてcyagiのお父様が素敵な方だった

っていうことが

 

本当に本当に嬉しかったんです…。

 

 

 

 

 

会食はその後も和やかにすすみ

皆お腹いっぱいになったところで

時間も早かったので

最寄り駅からホテルへ向かうことに。

 

帰り際に

準備していたお土産も無事に渡して

お母様とハグをして

笑顔でお別れしました。

 

 

 

 

というわけで、cyagiのお父様との初対面は

無事に終わりました照れ照れ

 

 

〈つづく〉