多頭飼育崩壊現場の未手術猫ちゃんたちを捕獲して手術した後、どうするかが課題になりました。順番に譲渡していくにしても、5～15匹一度に預かれるスペースが長期間確保できません。でも、手術後そのままの現場部屋に返すのは心が締め付けられる＆衛生上よくありません。業者に依頼して清掃入れようかと考えていたら、同じ考えだったらしい会員TさんとMさんが猫ちゃんが帰るまでに清掃にチャレンジしてくれることになりました。私は猫ちゃんの搬送＆子猫のお世話係です。
今回の手術はにじのはしスペイクリニック岡山分院でお願いしました。
21日、猫を搬送後の報告
「床が見えてきました、とりあえずトイレを設置しました」
2個でも無いよりましです。とりあえずですね。
21日、夕方病院へお迎え後、Tさん達と入れ替わりに、残りのオスを捕獲に入りました。
2階のこたつらしきものに潜り込んだ茶トラ君を触ってみると案外大人しいので、捕獲器をセットしてそぉっと抱えて押し込みました。
捕獲終了です。
その日の夜は、お部屋が綺麗になるまでちょっと狭いけど、捕獲器で過ごしてもらいました。
22日、茶トラ君の搬送＆お迎え後の報告
「1階を猫用部屋にします。ゴミはほぼ出しました 猫ちゃんかろうじて帰れます」
スゴイ！！集積していた便が綺麗に無くなっています。
猫ちゃんのため、頑張ってくれました。あれほどのゴミ、2日でどうにかなるとは思ってもみませんでした。本当に頭が下がります。
23日朝、猫ちゃんを返した後、トイレ設置にいきました。
ニャンとかし隊保護猫用のトイレを、amazon保護犬・保護猫プログラムで頂いた新しいのに取り替えて、古い方を差し上げました。と言っても、使用後は毎回砂を捨てて洗って保管しているので、傷はついているけれど、綺麗な物ですよ(^^)
ここからはご自身にもして貰います。掃除の方法を学んで貰わなくてはなりません。ゴミを取って汚れを拭き取り、薄めたハイターで拭いて、水拭き2回です。
早速サビちゃんが使ってくれています。皆ニャン、綺麗なトイレが好きだよね～(^^)
網戸がなかった窓に、TさんとMさんが脱走防止柵を付けて、その柵に網戸を張ってくれました。北窓と南窓にしてくれているので風が通ります。臭いもかなり軽減されました。帰った猫ちゃんも気持ちよさそうです(^^)
TさんとMさんの提案で、1階を猫用の部屋にすることにしました。2階も上がりますが、ここを綺麗にキープできれば猫ちゃんたちの健康は少し守れそうです。
便でいっぱいだったシンクも綺麗に磨いて新鮮なお水がいつでも飲めるようにしてくれていました。
帰る時の様子です。行くのが遅かったので、最後まで作業できませんでした。そして、本日24日、TさんとMさんが午前中最後の仕上げをしてくれました。写真は明日UPします。
本当にどうなることになるのか心痛い日がありましたが、Tさんの行動力で猫ちゃんたちに幸せを届けることができました。一緒に作業してくれたMさんにも感謝です。二人の頑張りに拍手（いいね！）をお願いします！！
今回、手術費・医療費等々が掛かりました。もしよろしければ、岡山ニャンとかし隊にご寄付いただければありがたいです。
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特定非営利活動法人 岡山ニャンとかし隊
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