「新潟県」「いいね!」です。
第2回神戸アニマルケア国際会議2012http://www.knots.or.jp/corporation/2011/06/ws2012/
川上直也(かわかみ・なおや)氏のワークショップを思い出しました。
山古志村のマリと三匹の子犬http://www.bunshun.co.jp/yamakoshi/
映画でも 本でも描かれていませんが あの孤立した山古志村にヘリコプターを飛ばして 残された動物の給仕給水に通われた県職員さんです。 何故そんな事が実現したのか…「地質調査をするというこじ付けで ヘリの中は動物のもので一杯だった」「村に闘牛として飼われている牛がいて 畜産動物は管轄外だが 闘牛ならペットかと 蓄えられたカイバを与えると…牛が涙を流した」「そのうち 他の職員が 山古志村なら詳しいだろうと尋ねてくれるようになった」「冬を迎えるとヘリも飛ばないので ペットの保護を初め 保護出来なかった猫達は 一時帰宅した住民が餌をあげる事で越冬出来た」
川上氏は その後も「南魚沼郡湯沢町の総合防災訓練で動物同伴避難訓練」をされ 「退屈する一般の住民と対照的に嬉しそうな犬同伴組」「一緒に災害用のご飯を食べ」「煙体験に犬同伴 犬よりあたふたする飼い主に 住民も大笑い」
行政の方とは思えないユーモアたっぷりの語り口調 資料として 日頃から犬飼い主たちの糞拾いのアピールの写真には 前をノーリードで走るダックス君…ああ これはこれでいいんですとのコメント
最後に 「自治会に同行避難訓練を拒否された」私に頂いたアドバイス「誰が動物を飼っているかを調べる事 知事は?副知事は?議員は?だそうです。」
そして新潟県は東日本大震災において 沢山のペット同伴の避難者を受け入れます。
川上氏プロフィール
平成16年4月より県生活衛生課動物愛護・衛生係長。7月13日発生の新潟県豪雨災害で動物救済活動実施。10月23日発生の新潟県中越大震災で山古志村へ新潟県のヘリで向かい取り残された動物の給餌、保護収容活動等の動物救済活動を実施。平成17年新潟県地域防災計画案に「愛玩動物の保護対策」の項目を組み込む。平成20年4月より南魚沼保健所に赴任。21年9月に南魚沼郡湯沢町の総合防災訓練で動物同伴避難訓練実施。平成22年4月より新潟県新発田食肉衛生検査センター所長。
朝日デジタル(プロメテウスの罠)いのちの記録:4
http://digital.asahi.com/articles/OSK201303280218.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_OSK201303280218
…1万人規模の避難者を受け入れた新潟県だ。中越、中越沖と2度の地震で得た経験を生かし、新潟は震災後1週間で動物救済本部を設置した。全30市町村でペットの受け入れ態勢を整え、避難所では犬や猫と一緒に過ごすことができた。5月に入ると、福島県食品生活衛生課にはこんな問い合わせがくるようになった。
「福島の避難所は、ペットと一緒に入れないんですか?」 いったん新潟に避難した後、福島に戻った人たちからだった。
山古志村 最後の猫に里親
http://obaco.seesaa.net/article/27931554.html