昨年、12月に
地域の社会福祉協議会がやっている
「はつらつサービス」 とか、「いきいきサービス」とかいう
地域の『助け合い』に基づく、家事・介護サービス提供の
「協力会員」というのに、登録しました
「住民主体型」介護?! ムリムリムリ! | どしゃぶりブログ
ようは、地域の高齢者世帯のお困りごとに、地域の有償ボランティア会員がちょっとした料金でお手伝いにあがりますよ~ というシステムです
2月に協力会員(お手伝いする方)登録したものの、お呼びはかからず
意外とニーズはないものだなぁ~ と思っていたら
先週、お声がかかりました
「半身不随の方で、洗濯ができないので
洗濯機を回して、洗濯を干すだけですが お願いできますか~?」
家も歩いていける場所だし、時間も合いそう
お仕事 第一号! お受けしました
今回は、『身の回り応援サービス』という、ちょっとした依頼
ということで 30分 300円
のはずでしたが、行ってみると
「洗濯と お部屋とお風呂のお掃除をお願いします」
あれれ ?
社協からは『洗濯と洗濯干しだけ』と指示されていたんだけどなぁ
洗濯とお掃除だと『家事援助サービス』という枠になり
1時間 700円になります
勝手に枠を変えてはまずそう・・
社協に問い合わせてもらったら、やはり「洗濯だけ」と言われましたが
洗濯機を回すと30分では終わらないので、
結局、「社協にはナイショね」と 掃除もし、
こういうのは 本当はマズイのだろうなぁ・・
結局、サービスの種類は変えず 300円×2枠で、600円 いただいて帰って来ました
帰ってきながら、
ヘルパーさんでもないし、プロでもないから
普段やっている程度のことしか出来ません
でも、600円(本当は700円)で、家事をやってくれるのなら
ヘルパーさんが来ない日など
家政婦さんよりはかなり安いし、家事の質を問わなければ
ニーズはありそうなものだけどなぁ~ 😕 と思い
でも、これで毎日、あちこちお呼びがかかり 何時間も使われたら
ちょっと割が合わない気もします
「助け合い」という名の 最低賃金よりも安い対価だしねぇ
一方で、「仕事ではありません」「善意によるものです」とかになって、
派遣される方が
急に、今日は用が出来たので行かれません! とか
あの人のところはイヤです! とか
派遣される方のわがままが通ったら、頼む方も困るし、気分悪いでしょうし
こういう仕組みがあっても、そう上手くはいかない気がしました。
そう言えば、頼んできた社協のコーディネーターさんは、
ものすごく腰が低く
折り返しかけた電話でも、電話代がかかるからとまた向こうからかけ直したり・・
コーディネーターのの苦労が察せられました
国よ厚労省よ財務省よ
高齢者支援は、安上がりだからこれでいこう!と思うなかれ
実際に手配する 一番下の組織の人がどんなに苦労しているか
まずそれを知っておくれ
上意下達では絶対上手く行かないことを、現場で見ておくれ
なんていうことを 経験してみて感じました。
と言いながら
来週も行ってきま~す