磯野家は家族全員でちゃぶ台を囲んでいる。夕飯を食べているのだ。
舟は和歌芽の顔を見て言った。
「和歌芽、なんだか嬉しそうね。何かあったのかい?」
和歌芽は質問されるのを待っていたようだ。
「あのねッ、今マネージャーから電話があったんだけどぉ。また決まったのよ! ドラマの主演が!」
それを聞いた家族は、おぉ、さすが、やったね、おめでとう、と声をかけた。
「で、なんてドラマなの?」沙坐恵が聞いた。
「セーラー服ときかん棒」
それ、大丈夫?
みんながそう思った。
一方そのころ二階堂東上流階級総合病院の分娩室では、、、
「おぎゃ~! おぎゃ~!」
「おめでとうございます。元気な男の子です。」
「由美よくがんばったな! ありがとう! 先生ありがとうございます! 先生の懸命な処置のおかげです!」
「いえ、医者として当然のことをしたまでです。」
たぶんそのうち流行るよ。
『パラパラ殺人』
ナイトオブファイヤーにのせてパラパラを踊りながらチョップで殺すの。
たぶんその うち流行るよ。
『安ぇり』
安田美沙子にソックリなネットアイドルが「また近所でコンビに強盗が起こった。これで今月8件目。怖いよぉ」と自身のブログに書き込むのだが、実はその安ぇりこそが犯人という事件。
ブログのネタ作りのためにダイエット始めます。
現在55か56キロくらい。
3キロくらい痩せてみるかな。
午後6時以降食べない方法で挑みます!
今年はエロカワいくなろうと思ってます!
可愛さは既に全国レベルなので、エロさを磨きます。
「エロカワ」ってさ、見た目がエロくて可愛くなきゃダメ?
見た目が可愛くて性格がエロは認められない?
うん、ダメだろうね。
目指せ、リア・ディゾン!
疲れた~!
リア・ディゾンの画像集めしてたら、319枚見つかった!
それをジャンル別に分けてた。
生地面積の大きい水着、小さい水着、セーラー服、ランジェリー、ってな感じに。
これだけ数が多いと後々見る気なくす。
何から見ていいんだかわからん。
とりあえず壁紙は変更しました!
試合開始前、勝男達は準備運動中だ。郷田は素振りを一旦やめて言った。
「このチームは最強だぜ! なぜならこのオレ様が入ったからだ~!」
郷田は前の学校でも野球をやっていたようで自信があるらしい。しかし勝男はそんな郷田を見てやれやれ、といった表情で言った。「なぁ郷田。今日対戦する相手は隣町の6年生が相手なんだ。自信を持つのはけっこうだが相手を甘くみないでくれよ。」
「ふんっ! 知ったことか」郷田の素振りは力強さを増した。
「郷田、君の能力を確認しておきたい。磯野の球を打ってみてくれ。」
「嫌だね、めんどくせー! そんなことしなくたってオレの方が凄いに決まってる!」
「そうか、じゃあとりあえず僕のバッティングを見てくれよ。」
勝男はマウンドに上がり、中島は右打席に入った。
「行くぞ、中島ぁ~!」叫び、左腕から投じられた球は外角低めギリギリへ吸い込まれるように進んでいく。
(い、磯野! 相変わらず精密なコントロールだぜ! 並みの打者なら手が出ないだろう。しかし僕はチームの四番だ! 四番のプライドに賭けてこの球を打ってやる! 僕なら打てるはずだ! 初めて磯野の球を見たときは衝撃的だった。まるで歯が立たなかった。でも僕はそれから血のにじむような努力をしたんだ。雨の日も風の日もカレーの日も毎日バットを振り続けた。手の皮をボロボロにしながら毎日振ったさ! だから今の自分があるんだ! 磯野には本当に感謝している。僕がここまで成長できたのは磯野のおかげだ。だからこの球を打つことが磯野への恩返しなんだぁぁぁぁぁぁぁ!)
中島はコースに逆らわずにライト前へとはじき返した。
「さすが中島! お手本のような打ち方だよ。」勝男は悔しそうな表情をしてはいるが、なんだか嬉しそうだ。
中島は郷田の目の前に立った。
「どうだい? 僕はチームのエースからヒットを打った。次は君の番だ。」
「そんなことする必要ねぇよ!」
「なんだ、打取られるのが怖いのか?」
「な、なんだと~! やってやるよ! どでかいホームラン打ってやる!」
郷田は打席に入りクラウチングスタンスで構えている。
「さぁ来い、磯野!」
勝男の左腕からはさっきの中島に投げたコースと全く同じコースへ球を放った。郷田は全く動けなかった。
(す、凄い。球持ちが良く、出所が見にくい。手元でのノビもある。そしてなによりコーナーギリギリに投げるコントロール。ただ者じゃねぇな。)
郷田の驚いた顔を見て中島は言った。「どうだ郷田? 磯野の凄さは打席に入って初めてわかるんだ!」
「う、うるせ~! まだワンストライクだ! よし、こい磯野!」
2球目はインハイへのストレート。
「よし、もらった~!」郷田はタイミング良くバットを振りぬいた。しかし快音は聞こえない。バットはボールの下を通過していたのだ。
(やっぱりノビがあるなぁ。もう少し上を打つつもりでいこう。タイミングは合ってた。次は打てる!)
勝男は3球目を投げた。すると郷田の上半身は前方へと流れている。くずれた体勢でバットを振るが空を切った。)
「クソ! カーブか!?」
「残念だったな、郷田。四番は僕だ。」
「チッ! 仕方ねぇ…。」
「次は君の投球が見たい」
~中略~
「クソ~! オレ様の球があんなに飛ばされるなんて! 300mは飛んでいた。完敗だ。」
「世界は広いだろ? でもまだ君は知らないことがある。」
「何だよ?」
「磯野はさっき僕たちに投げていたとき手加減していたんだ。」
「まさか!? ありえねぇよ!」
「本当さ。磯野、見せてやれ。」
勝男はさっき使っていたうでとは逆の右腕でセンター方向へボールを投げた。
そのボールは200先へと消えていった。
20分後、対戦相手が到着した。
結果は勝男達の負け。
不戦敗だ。
『メンバー3人では野球はできない』
それが彼らの出した答えだ。
このまえ零のところで歌ったときにね、
「俺、こんな歌ヘタだったたか!? もうちょいマシだったはずだ!」って思ったわけ
で、昨日、ラーメンにゃんたを閉めたあと、そのまま店内で「涙のリクエスト」を1時間歌ってました!
人通りもないから全力で!
そしたら復活しましたよ。
やっぱりたまに大声ださなきゃダメなのね。
あと最近、新メニューを始めました。
学生専用メニューね。
290円の醤油ラーメン。
通常の醤油ラーメンよりも材料費を抑えて作りました。
今日は学生客が多かった!
中高生の口コミって伝達が早いなぁ。
「ただいま~! いってき ま~す!」
「まったくあの子ったらおやつも食べないでどこに行くのかしら?」
一方その頃ニューヨークでは、、、
「やぁ、ニック。元気かい?」
「ダニエル! 何の用だ!」
「まぁそう睨むなよ。今日ボクの家でホームパーティーをするんだ。君も来ないかい?」
「行くもんか!」
「フッ、そうか。ジェニファーも呼んである。来ると言っていた。」
「なっ…。そ、そんなの関係ない!行かないよ!」
「強がるなよ。来たいんだろ? でも来るならそれなりの身なりをしてこいよ。まぁボクには関係ないか、恥をかくのは君のほうだもんな。あの時もそうだった。ハッハッハ!」
つづく
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
第8話を書き終えて、、、
2話連続でお送りしました!
でも短っ!
白鳥第6小学校5年1組の朝、教室内はいつもより騒がしい。ん、なんだろ、と勝男は思った。
「おはよう、中島。なんか騒がしいけど?」
「あぁ、以前から噂になってたじゃないか。転校生が来るんだよ。」
「そっか。」
(転校生か~! 女の子だといいなぁ。可愛いかな~、いや、可愛いはずだ! まいったなぁ。香織ちゃんと早河さんのどちらかを選ぶのも大変なのに、また選択肢が増えるのかぁ。リア ディゾンみたいな娘が良いなぁ。うん、絶対それが良い! エキゾチック美女を僕にください! へそ出しセーラー服でヨロシク! 白いTシャツ着たままシャワー浴びてるのもヨロシク!)
ってな想像を膨らませていると、太った少年が教室に入ってきた。
「オレは郷田武! ジャイアントって呼んでくれ! よし、じゃあ先生入ってきなさい。」
「はい、おはよう!」
5秒後、ふたりは自分たちの出てくる順番が逆であることに気がつき少し照れた。生徒達はそんなふたりのミスにきょとん顔で応えた。
1時間目の開始のチャイムが鳴った。
昨日まで勝男の隣の席は空いていた。つまり今日から郷田がそこに座る。
…はずなのだが、そこには担任が座っている。
担任が言った。「いっけねぇ、国語の教科書忘れちまった!」
郷田が教室に入り教壇に就いた。「ほら、始めるぞぉ。席に就け~。」
30分後、ふたりは自分たちのポジションが逆であることにきがつき少し笑った。他の生徒達も笑った。隣のクラスの生徒が出てきてこの状況を見て笑っている。窓の外を見れば小鳥が踊っているように飛んでいる。いつもより太陽は眩しい。雲ひとつない。郷田は早くもクラスの一員になれた。女の子じゃなかったけど楽しくなりそうだ、勝男はそう思っていた。
一方そのころ二階堂東上流階級総合病院の分娩室では、、、
「母子ともに危険な状態です。」
「そ、そんな! 先生! 妻と子供をどうか救ってください! 金ならいくらでも出します! どうか、どうかお願いします!」
「はい、全力をつくします!」
勝男は郷田と一緒に野球をする約束をした。
つづく