※左が8cmの通常版シングルCDで、右がイングリッシュバージョンを含む12cmCDです。
なぜか、ジョイ・マッコイさんを検索されて、うちのブログに来られる方が多いようです。
カルロス・トシキ&オメガトライブに途中から加入された黒人の方なんですが、実は1986オメガトライブから改名した最初のアルバム『ダウンタウンミステリー』でも、コーラスとししてゲスト参加してたんですよね。
そしてこのシングルから解散するまで在籍。
カルロス君とツインボーカルを担当していました。
ジョイさんは黒人独特のねばっこいファンキーなボーカルが魅力で、初代オメガトライブのボーカリストだった杉山清貴さんと対極のイメージを持った人でしたね。
杉山さんはひたすら爽やかでしたし。
またジョイさんは得意のブレイクダンスのほかに、マジックキーボードという、ちょっとナゾなパートも担当されていました。
で、この「REIKO」ですが、久しぶりの康珍化(カン・チンファ)さんの作詞で、康さんらしい感性が織り込まれた言葉が印象的でした。
しかしそれ以上に、それまでなかったオメガサウンドを打ち立てたことに驚きでした。
既にファンキーなサウンドはあったんですが、ここまでガッツリとストレートなファンクってなかったんですよね。
シンセベースのリフは、アース、ウィンド & ファイヤーの「Let's Groove」を思わせる感じだし、しかもボーカルも黒人さんが日本語で歌っているというのにもビックリでした。
それまでオメガファンだったオイラも、流石にビックリしましたが、この曲のカッコよさに心地よい違和感があったものでした。
当時はカラオケでもあったし、よく歌っていたなぁ。
また復活してくれないかな。マジで。
カッコいいねぇ、今聴いても。
このアルバムは以前も紹介しましたが、カルロストシキ&オメガトライブが解散してから、ジョイさんが杉山清貴&オメガトライブ時代の楽曲をカバーしたアルバムを出したんですよ。
大分原曲のイメージとは違いますが、これはこれでなかなか良いもので、
また違った夏を感じさせてくれます。
これも機会があれば、多くの人に聴いてもらいたいんだけどなぁ・・・。