AKIHIDE 機械仕掛けの遊園地 感想 ① | ninaxxx

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AKIHIDEさんの機械仕掛けの遊園地
こちらは絵本の感想を。

音源とドキュメンタリーDVDの感想は
次のブログに書いたので
よろしければ。

たぶんそっちの方が
感想ぽいかもしれない




絵本の方は
なんていうか、、
すごく個人的な感想っていうか?
まあ感想って
そもそもが個人的なのだろうけどね
自分のことと物語のことが
いろいろ混じりあった感じになってて
それでもまだ何か書けてないっていうか
自分でもどんな波が心にきたのか
わかっていないところもあったり。
だからまだこの感想は今の時点での。
これからまた時間をかけて
感想も変化もしていくと思うの。




ごちゃごちゃ書いてて
は?って思われる方もいるかもしれないから
なんでも読んでやるよな奇特なお方だけ
読んでやってくださいませ。




そして感想だからね
ネタバレしています
まだ読んでない方はスルーしてください。




……………………………




後にいろんなものを残していってくれて
これからも自分の心の中で
感じ方も変化していくんだろうなと
思うような作品でした
そして、たくさん泣いた笑




フィーリーはAKIHIDEさん自身にも
読み手自身にも感じたりした。

フィーリーちゃんはAKIHIDEさん?ってのは
私の中のAKIHIDEさん像だけどね
妄想。笑




そしてフィーリーは
読み手自身も投影されてると思う
怖がりなところ
時計姫への想い方
どんくさいところ
気付かないといけないことに
すぐに気付けないこと
夢見勝ちなとこ
私や!って笑
皆さんも自分とフィーリーを
重ねたりしなかったかな




アリスはキツネさんかと思ってた
リスちゃんだったのね
それでジャケットのリス。




どんぐりもかわいいよね
AKIHIDEさん夕凪のライブのとき
どんぐりのネックレスしてたと思う
アリス?って思ったチップとデール チップ
かわいかった♡
どんぐりのネックレス
私もほしくなってしまいました笑


自分の服に付いてた紐の先に、どんぐり…
と思ってみたが
ムリがあるな笑




アリスにも自分を少し感じたりしてみて
うちの猫のアリスも重ねたりしてみて
綿毛の腰巻きしてたけど
うちのアリスのおしりも綿毛みたいだから笑
そして
アリスはどこから来たのってよく考えてた
パパもママもどこに行ったのって




そしてアリスの夢
読んだとき、胸が震えて泣けてきた
いつかの
AKIHIDEさんのお家に行った夢
陽だまりの夢


夢の中で感じたのは
太陽の柔らかい光
照らされる緑の色
ピンクや黄色のお花の色
陽だまりのほんのりとした暖かさ


イメージのままでした
言葉も響いて泣いた


嬉しいのに楽しいのにナミダが溢れてくる。
止まらない。
止められない。
何で、何で……



私も涙止まらなかった
初めて読んだとき
喫茶店で読んで
ひとり、鼻水と戦ってる変な人、わたし。




色のついた夢も温度を感じる夢も
めったに見ないから
すごく印象に残ってた
発売前にもあの夢思い出したから
余計にびっくりして。




夢でいろんな繋がりが出てくるのは
村上春樹さんの小説でもあるけど
それを実体験したような
不思議な感覚で
嬉しくて、泣けてきて
こうやって、無意識の何か黒いものって
浄化されていくのかなと
思ったりもした




って私が勝手に寄っていって
そう感じたいだけなんだと思う(^_^;)
でも自分が感じたことは
自分の中でだけは
真実だと思っていいよね


って誰に聞いんとんのじゃーいって話。笑




文体も面白かった
回想と今の文体の違いとか。
時計姫とのシーンは切なかった
フィーリー抱きしめたくなった
時計姫は、想い人でもあり、
お母さんみたいにも感じたりしました
アリスがフィーリーのこと祈ってあげてって
時計姫に言うとき
アリスの気持ち、つらかった




人間への眼差しも
面白いなと思いました
AKIHIDEさんは
割と、人間に対してシニカルな視点というか
人間(大人)の欺瞞や偽善や奢りみたいなものを
感じている人なのかな、と。
ムーンサイドシアターの作品でも
たまにそういうテーマを感じます
yasuもそんな風なとこあるのかなと
思ってる。




同じように言っちゃダメかもしんないけど
私も人間はそんなもんだと思ってる
そう思う場面に出会う仕事っちゃ仕事だから
仕方ないことなんだけどな
時々、人間いらんわってなる
学生の頃に人間嫌いだろって
言われたの思い出すわ
だから、元々なのかもしれない




でもやっぱり
人間の中でしか生きていけないし
夢の中だけでは生きていけないし
どんなに嫌だと思っても
私の興味は人間の心にあって
助けられることだって
その中だからこそ。
人間の中だから
いろんな気持ちを味わうことだって
出来るものね




最後は一人だし
ひとりって傷つかないからいいよねって
私、思い込もうとしてるだけだったのかな
それか本当の孤独を知らないから
そんな風に思ってたんだろうか




フィーリーが自分の命を渡そうとしたところ
また泣いてしもた
なぁ、、、
自分をなくそうとしたり
あっちに会いに行きたくなったり
そうやって人はジタバタもするけど
もう昔には戻れないことを知ることは
つらいことだけど
いつかは必要なこと。

傍に居なくても
誰かが見守ってくれていると思えたら
想い出と生きていけるのかもしれない




みんなそれぞれ読み手が
登場キャラクターに自分を重ねるところって
きっとあったんだろうなあって。

それぞれの世界が寄り添ったり
反射したりして交わること。
みんなにとっての自分の物語になるような
そんな風に描かれている気がしました




AKIHIDEさんの作品って
そういうのが沢山あるよね
それぞれの物語になって
成長していくような
私にとってはメモリーフィッシュも
そんな作品のひとつ。
あんな風に終えることが
希望です。




フィーリーが死なずにいてくれて
今を生きているフィーリーとアリスが
今在る場所を
お花で彩って生きていく
それも希望のひとつの形。




でもまだ私は
汚い感情だっていっぱいあって
哀しさに溺れてしまうときも沢山あって
それでもひとつの希望の形が見えれば
そうなれたらいいなって
願うことが出来る。




フィーリーを抱きしめたくなった
でも届かないから
アリス、フィーリーをよろしくね




私は私でお花咲かせたい
そして機械仕掛けの遊園地に
フィーリーとアリスにお花をあげたい。




夕凪も遊園地も最後は
現実に戻そうとしてくれてて
ともすればあっちに行きっぱなしで
帰ってこれなくなる私には
どこか安心できる最後でした。




おしまい。って
最後もなんか好きだったな
タワプラの物語も
最後、「おしまい。」だったよね
好き。




今のところの感想というか
思ったこと感じたことを考えたこと。
全部は書けないし
書いたからどうやねんってことだけど
まだまだ機械仕掛けの遊園地には
沢山の発見がありそうだから
何度も遊びに行きたいし
そしてまたいろんなこと考えたり
気付いたりしていきたいなって思う。




響いた言葉

私は私のために歌っているから

こうして書いていくこと
何より自分のためで
それに罪悪感を持ったりすることも
なぜか沢山あって
でも今はそれでいいんだって今は思える


見たいものが見えない時にはココロで見なさい



あなたがここに居るのは奇跡なのよ



あとね
てんとう虫のゴーカート
乗りたいねてんとうむしてんとうむし




絵は
夢のとこが一番好きかな
言葉も
勝手に思い入れ。笑

あとね
冬眠したアリスを抱っこするフィーリーの絵
月の兎のバザールの絵も好き
背景の空が、蒼が綺麗だなあ

フィーリーちゃんの横顔も好き
かわいい♡

アート展で見れるのが楽しみビックリマーク




そういえば
十五夜メリーゴーランドは
絵本には出てこなかったなと
はじめ40000字って言ってたから
削られた20000字に入っているのかしら?
その20000字も読みたい!
って思いました





BEAT SHUFFLEでだったかな?
もう次のことも考えてる
みたいなこと言われてたし
またAKIHIDEさんの言葉と音楽と絵の世界を
見させてもらえたら嬉しいねキャハハハート②




というわけで
絵本の感想でした
また気付いたことがあったら書こうっと音符2




こんな長編で
こんな風にまとめきれて
いろんなものを
読み手に渡してくれる
初めての長編で。
すごいなあ
すごいなあ
って思う



素敵な作品創ってくれて
AKIHIDEさんありがとうビックリマーク




お次は
曲とドキュメンタリーの感想です。


つづく。