「ご報告したいことがあります。」
と、久々にネコヨガにご参加下さったTraceyさん
約３年前に愛猫さんをお見送りされ
その愛猫さんからの素敵な贈り物（？）を授かった
Traceyさんからの心温まる素敵なお話をシェアさせて頂きます
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※Traceyさんから頂いたお話を猫さん目線で書かせて頂きます。
はじめまして、ボクは「ボン」と言います
僕は、いつも遊びに行っていた場所があるんだよ
教えてあげるね
そこは土と緑のにおいが心地よく広がる畑でね
と～っても楽しい場所なんだよ
そこにひものような、、、そう「ネット」って言ってたニャ
鳥よけのようなネット、
畑を守るためにあったみたい
それで遊ぶのが楽しくて仕方なかったんだ
この日もそう
それで遊んでて
楽しくて楽しくて夢中になっていたら
突然僕はそこから身動きが出来なくなっちゃったんだ・・・
何が起きたかわからなくて
寒いし、不安だし、怖くてたまらなかったよ
僕は保護された
安全な場所に
だけどその時は何されるかわからないから必死に抵抗したよ
抵抗もむなしく
広くて自由な場所から
こんな四角くて狭い場所に移されたんだ
最初は怖くて
「ニャにしやがるんだ！！」って思ったけど
後で、僕のことを助けてくれようとしていたということがわかったんだ
右手がおかしいんだ・・・
左手と感覚がまったく違う
右手の感覚がないんだよ
僕は３日間ずっと
右手が指先から肩までグルグル巻きに絡まっていたみたい
僕を助けてくれた人が
病院へ連れて行ってくれたんだ
１番目の獣医さんでは断脚をすすめられたみたい
だけど、別の日
最初に行った病院とは違う病院へ連れて行かれた
そしたら、脚を残す方法での治療方針を伝えられて
助けてくれた人はその方法に賭けることにしたみたい
僕の右手は本当はこんな無様な格好じゃないんだ！！
絶対に治してみせるニャ！
助けてくれた人が
一生懸命に僕のお世話をしてくれているんだから
なのに、近づくと怖くて怒ってしまう・・・
・・・治してくれようとしているのはわかっているんだけど
だけどダメなんだ
あのときの恐怖がよみがえってきちゃうんだよ
（※勝手な私の想像です）
見て見て～♪
格好よくなってきてるニャ
幸い、骨は折れてなかったんだ
こういの、不幸中の幸いっていうみたいニャ！笑
手首から下が神経麻痺していたみたいだけど
助けてくれた人のおかげで
こんなに良くなったよ
今ではスッカリこの調子さ♪
あのとき、助けてもらえなかったら・・・
僕は今生きていたかわからない
ずっと外の世界にいたから
まだ家の中と人間との暮らしに慣れてないけど
そしてまだ本能で人間を警戒してしまうけれど
ここの暮らしは安全で
お世話してくる優しい人がいて
まんざらでもニャいな♪
あのときの怖い体験から僕は
人間の優しさ、強さ、温かさ
愛を知ったんだ
Traceyさん
ありがとう
これからもよろしくニャ！
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今年２月に保護し
無我夢中でボンちゃんに向き合った４か月間
まだボンちゃんはTraceyさんと少し距離を置いているようです。苦笑
が、Traceyさんの根気強く注ぐボンちゃんへの愛で
その距離も徐々に縮まっているみたいです
～大切な”いのち”
それを救うこと
さまざまな個性を持つ者が
一緒に暮らすこと
それは楽しいことばかりじゃありません
大変なこともあります
ひょっとしたらその大変なことに
大きな意味があるのかもしれません
大変なことを一緒に乗り越えていくことに
この世に生きる私達にとって
非常に価値あることなのかもしれません
乗り越えたその先に待っている
素敵なご褒美
それはお互い
輝きに満ち溢れた
”豊かなココロ”
シアワセという名の贈り物
いのちの輝きに感謝の気持ちを込めて
今回、お話をお聞かせいただいたTraceyさんに
心から
ありがとう
Traceyさんとボンちゃん
故フーちゃんが
もっともっとシアワセになりますように
生きとし生けるすべてが
シアワセでありますように
人と人 人と猫とのシアワセの輪をつなぐ
－ネコヨガ－
動物に優しい世の中になりますように
