前回の記事はこちら:シンギングボウル瞑想会 再び①

 

 

 

1回目の演奏とシェア会が終わり、遅ればせながらやっとリラックスしてきました。

 

2回目はひっそりときつすぎるジーパンのボタンを外して挑みました。

演奏スタートです。

 

 

 

再びシンギングボウルの音の響きを全身に浴びはじめました。と思いきや、あれ?と妙な違和感を覚えました。

 

音は普通に聞こえているのですが、なんだか音の波動が体に響いている感じがしないのです。

 

例えるなら、頭から全身に蝋の液体を被ってぺっとりコーティングされたみたいな感じでしょうか?(※頭から全身に蝋の液体を被ったことはありませんが。)とにかくあの癒しの音の波動が感じられず、ん?という感じでした。

 

 

 

それと同時に、何かが見えるのは楽しみだけど。でもやっぱりさっきみたいなの(特に寿司のくだり)はちょっとやだな、とうっかり思ってしまった瞬間。

 

 

 

 

 

うーわ~!っと再び現れてしまいました。

巨大竜巻の渦にこれまた巨大なまぐろ寿司が勢いよく巻かれ、ぐるぐるしている映像が。

 

 

 

ねぇ。

 

 

 

ちょっと待って。

 

 

 

もういいよ。

ホントこれは大丈夫だからー、も~。

 

 

 

どうにか打ち消そうとしましたが、全く敵いませんでした。

まるでDVD再生していたのを一時停止して、また再生したかの様です。完全にさっきの竜巻と寿司でした。

 

 

 

 

 

ふぅ。

もういいや。抵抗するのはやめよう。

 

 

 

私は身を任せる方向へと気持ちを切り替えることにしました。

 

 

 

寿司。すんごいぐるぐるしてるなぁ~。

 

 

 

呆けてしばらく見上げていると、巨大竜巻に巻かれてふとこちらに寿司が近づいてきたと思ったら、またぎゅいーんと遠くに飛んでいきました。時折シャリの粒を飛ばしながら

 

そして見送る寿司の上にはなんと仙人のような人が乗っていました。

 

まるで激流の川に流されているかのような勢いで巨大まぐろ寿司に乗った仙人がくるくると回転しながらぎゅいーんと飛んでいったのです。筋斗雲を乗りこなす孫悟空のように。

 

 

 

全身真っ白な着物で膝下部分をきゅっと縛り上げた様なズボン、風に吹かれる長い白髪と口ひげ(顎ひげ?両方です)、頭頂におだんごを結ったおじいちゃんです。中国の仙人のような人でした。

 

 

 

直立で後ろ手を組んだ仙人みたいなおじいちゃん(以下、仙人とします)は、すーんとおすまし余裕顔で、巨大まぐろ寿司を華麗に乗りこなしていました。それはまるで巨大な竜巻の渦に巻かれているとは思えないほどのゆったりとした表情で、流されるまま、気ままに、ふんふーん♪と鼻歌でも聞こえてきそうなほど落ち着き払っていました。ただ長い白髪と長いひげだけを激しく風に吹かせながら。

 

 

 

そしてそのまま、うわーんぐるぐる~と上昇してゆき、ついには宇宙空間へと上りつめました。すん、と静かで真っ暗な空間の中、寿司に乗った仙人は浮かんでいました。さっきもそうだったかな?ゆったりとした裾まである羽織物を着ていた気がしました。遠くで星たちが煌めいています。足元にはまだ巨大な竜巻が勢いよくぐるぐるしていました。

 

 

 

寿司のすぐ下まで竜巻の風圧が及んでいるので、風の勢いでシャリの粒がシュン!シュン!と時折飛んで行きます。しかしながら、なぜか寿司の形は相変わらず保たれたままでした。

 

 

 

するとシュッ!ハッ!とかいう気配があり、そちらに注意を向けると、竜巻の中に武術家の様な男性がいて、なんと、飛んでくるシャリと果敢に闘っていました

 

 

 

痩せて、でも鍛え上げられた引き締まった筋肉、道着をきている男性で、そでを肩までまくり上げているか、そういうタイプの道着なのか、細かいディティールまでは分かりませんが、巨大竜巻の渦の中で一人、勢いよく飛んでくる、こぶし大ほどもある米粒と本気で格闘しそれらを蹴散らしていました。

 

めっちゃくちゃ真剣に。死をも厭わぬ覚悟。そんな、張り詰めた雰囲気が伝わってきました。

 

 

 

 

 

ちょっとー、も~。


やーめーてーwww

 

 

 

またもやリアルな私は必死で笑いを堪えるはめに。

だってどんなに真剣に、死闘を繰り広げているとはいえ、闘っている相手は「米つぶ」ですから。

 

 

 

いやでもちょっと待ってください。そこにいる私もちょっと楽しくなってきています。わくわくと奇妙な静と動の世界を見上げています

 

 

 

それにしても気になるのは、寿司です。ネタとシャリの間に青じそが挟まっているタイプのまぐろ寿司ですが、そのはみ出た青じそが風圧でピロピロピロピロピローーー!!ひたすら激しくピロピロしているものですから気になって仕方ありません。

 

 

 

すると、仙人がそのピロピロ(←青じそのことです)をおもむろに掴み、しゃっ!と引っ張り、すっとその腕を下ろすと、なんと青じそが〈〉に変化しました。柄も、刀の部分も全体が真っ白な剣で、柄には真っ赤な中国結びの飾り(房?のようですが、結びで装飾がされた)の様なものが付いていました。祭祀用もしくは演武用のような剣でした。

 

そしてその様子を見た私はちょっとわくわくしていました。

そして、わぁ♪と天を仰いで両手を広げました。

 

すると、仙人はその白い剣先を足元に向けてくるりと円を描き、すっと振り上げました。その瞬間、私の体がすっと上がり、一瞬で仙人の目の前にいました。回転すし屋から大いなる宇宙空間へ

 

そして二人で、足元に広がる大きな竜巻と、なおもシャリと死闘を繰り広げている武術家を見下ろしていました。

 

 

 

とここで急に場面が変わりました。

そこは寺のようでした。大きなお堂?の中に大仏、向き合う様にその前で先ほどの武術家が深々と合掌しています。大仏は武術家の何倍もありかなり大きかったです。また赤茶色の太い柱や床も印象的でした。

 

なんとなく、1回目にフラッシュの様に時折見えていたお寺の境内の風景と関連するように思いました。(前回書き忘れましたが、ケイさんからそれはお寺だろうと言われていました。)

 

またなんとなくですが、この武術家は海外、多分中国で厳しい武術の修行をしてきて、無事に帰って来ることができた(多分日本?に)感謝の気持ちでお礼の挨拶をしているように思いました。

 

この様子を仙人と私で見ていました。というか仙人目線の映像を私が見ているような気もしました。もしかして仙人はこの武術家のガイドのような存在なのかもしれない、となんとなく思いました。

 

 

 

ところで、そういえばなんだかずっとお腹が痛いと思っていました。(リアルな私が)

さっきのシェア会中に水を飲み過ぎたかなーと思っていると、私のお腹からもじゃもじゃの丸っこい何かがすっと出てきて、お腹の上にポワンと浮かびました。銀紙をくしゃくしゃに丸めた様なこぶし大ほどのものです。するとちっちゃい武術家が現れ、ていっ!(べつに声は聞こえませんがそんな感じで)蹴り飛ばしスコーンと彼方へと飛んで行きました。それと同時にすーっとお腹の痛みが消えました。

 

 

 

ここらへんで演奏が終了しました。

 

 

 

脅威のにゃんころ節炸裂しました。

ストーリーがアメージングすぎました。まさにアメージングストーリーです。

 

 

 

1回目の瞑想ではなかなか集中できませんでしたが、2回目は早い段階ですっと入れた気がします。

 

 

 

シェア会ではこれらを身ぶり手振りで話しました。きっと変なやつと思われていたに違いありませんが、私はそんな事はお構いなしで、最終的にはタオルやお菓子の袋まで駆使してこの奇妙な世界をどうにか伝えたいと、一生懸命説明していました。そんな自分もなんだか面白かったです。


そしてケイさんによると、演奏中、私の体の上に長方形のものが見えたそうです。どうやらそれは長方形の箱だったようで、自分で開けて中身を確認するように、という様な声が聞こえたそうです。私にとって大切な何かが入っているのではないか、ということでした。

 

そのため、私が青じそが挟まっているタイプのまぐろ寿司を見た話を聞いて、形的に似ているし、それが箱で青じそがその中身というかそれを示唆するようなものだったのだろうということでした。剣に変化したことも意味があるんじゃないかと。(色々お話いただいたのですが、なぜかこの時の内容がほとんど思い出せないのです~泣。でもその時はすごく納得できました。本当にすみません~!)

 

おぉー、なるほどー!

青じそが妙に気になっていたのも、自分がそれを知りたいと思っている等ということに繋がっていそうです。私が注目するようにピロピロ見せていたのかもしれませんし。

 

 

 

今回は瞑想後にすぐメモを取ったので、見た順番とかその時の感情とか結構残せました。ただ、せっかくケイさんから色々教えていただいたのに、メモが間に合わず、その上壊滅的に覚えてないという…。えーん(泣)

 

それにしても、私には寿司に見えたものが、ケイさんには箱に見えたとは。私のボキャブラリーの程度というか、そこら辺の単純さとか色々バレそうですね(笑)

 

 

 

あとは前回の瞑想会でケイさんが、演奏中のKen2さんに緑色の癒しのオーラが見えたとおっしゃっていたので私もオーラとか見てみたいと、密かに無駄にちょこちょことken2さんを凝視しまくっていました。しかし前回も見えませんでしたが、今回もやはり私には全く見えませんでした。残念です。

 

 

 

帰りに一人になって電車に揺られながらふと、そういえば前日布団に入ってから、瞑想会でガイドさんに会えたら良いなぁ♪とお願いしていたことを思い出しました。でもピンポイントで絞り込んで何も見えなかったらつまんないので、でもまぁ私に必要な体験ができれば良いです、とかなんとかぶつぶつ言いながら寝たのです。

 

もしかしたら、これに答えてくださったのですかねー。

 

 

 

まだはっきりとは分かりませんが、こうしてまとめていると、私の中で様々なものが繋がったりして、なんだかちょこちょこと分かってきたような…。気がします。

 

 

 

今回のシンギングボウル瞑想会も皆さんと楽しい癒しの時間を共有でき、そして楽しい体験をすることができました。

Ken2さん、ケイさん、ご一緒した皆さま、本当にありがとうございました。

 

 

 

今回も③まではありませんでしたー。

 

最後まで読んでくださって嬉しいです。

ありがとうございます☆