5月25日に淡路島で大学の同窓会があったのに合わせ、23日から29日まで、那須から車で出かけました。
1か月前の4月末にも大阪で小学校の同窓会がありましたから、2か月連続車での遠出になりました。
23日の夜9時出発で、東北道、圏央道、新東名、伊勢湾岸道、新名神、京滋バイパス、京都縦貫道と、こちらは何時ものコースで夜通し走りました。
このところ高速を走る度に、制限速度プラス5キロぐらいで走る私のメルセデスを、オービスが光りそうな速度でぶち抜いて行く車がいるのですが、何と、ポルシェでもBMWでもなく、プリウスが多いのです。
今回は、アクアも少数加わりましたから、トヨタのハイブリッドに乗る人は、スピード出したがりが多いのでしょうか。
そして、今回も、走行車線に車が居ないのに追い越し車線を延々と制限速度で走る、煽られ家が居ました。
今回の煽られ家、赤いアクアだったのですが、私の前の車がびったりくっついても頑として譲らないので、頭にきて走行車線から抜いて行きました。
それで、私が追い付き、その時はたまたま走行車線に大型トラックが居て並走になったのですが、やはり譲りません。
トラックをパスしてから走行車線に移って抜くのも嫌なので、べったり後ろに付けたら、何とブレーキを踏んだのです。
チキンレースをやらせたら、私のメルセデスには絶対かないませんから、そのまま距離を詰めたら、最後は諦めて譲りました。
延々と20キロ以上追い越し車線を走って、ブレーキ踏む意地悪までして、最後は譲るぐらいなら、最初から意地悪しなければよいのにと呆れました。
夜中に高速を走ると、今回のアクアのような車は大変稀なのですが、その代わりに困るのが、パーキングの小型車用駐車位置どころか、道路まで占拠して駐車する大型トラックの洪水です。
ネクスコも考えたのか、各パーキングエリア毎の大型車、小型車の混みぐあいまで表示するようになりましたが、要は、パーキングの容量が、大型車の駐車ニーズを満たしていないわけです。
こちらとしては、しかたがないので、大型トラックの狭い隙間を縫って駐車し、本線に戻る、を繰り返します。
近年、長距離を運転しますと、「運転が長時間になりました。休憩しませんか。」と車がうるさいので、3時間に1回ずつぐらいは休憩し、約10時間かかって翌朝7時頃に京丹波に到着しました。
私が所有している江戸末期の古民家、とは言っても、床は抜け、電気水道も廃止した廃屋?なのですが、周辺の草刈りと手入れをしました。
我が家の4サイクル草刈り機を、同町内の「農家民宿荒牧家」さんにあずかってもらっていますから、こういう機会にはそれが活躍します。
出発した時は晴れていましたが、京都から京丹波にかけては霧でした。
草刈りを始めるとその霧も晴れて来たのですが、そこで庭を見て不審に思ったのです。
何かあったものが無くなっていて、少し穴を掘ったような跡があったのです。
しばらくして、ああ、ここには茨木の元祖父母宅にあったつくばいが埋まっていたはずだと気付き、隣の家の人から、大阪に住んでいる妹が先週あたり来ていたと言う話も聞けましたから、その夜問い合わせてみました。
すると、愛猫が死んだので埋葬しに来たとのこと。
しかし、浅いとはいえ穴があいていましたから、妹いわく、「つくばいはわからないが、穴があったので、一生懸命掘って埋めた。」とのこと。野生動物が掘り返して死体を食べたのではないかとのホラーな展開になりました。
これ、わかったのはその夜大阪のホテルに移動してからでしたから、同窓会が終わった次の日、もう一度京丹波に立ち寄って確認することにしました。
翌朝もよいお天気でしたから、定宿としている豊中市蛍池のホテルをチェックアウトタイムの10時に出ても、同窓会の待ち合わせの新神戸駅には1時間少々で着いてしまいます。
さて、どうしようかと思いつつ171号線を西に進んでいると、昔立ち寄ったことがあるサツマイモ普及で人々を助けた青木昆陽ゆかりの昆陽池がありましたから、周囲を一周してみました。
昔は無料の駐車場があったのですが、今や何と有料立体駐車場に変わっていましたから、池の周りを一周しただけで171号線に戻りました。
途中で2号線に移って西に進むと、芦屋に入りましたが、確かにお金持ちの街らしく、高級車が増えました。

そこでふと芦有道路を思い出しました。
私が以前芦有道路を走ったのは有料化される前の大学生の頃で、まあ時間つぶしによいかと山登りコースに進路変更しました。

近年、先月の小学校の同窓会でも感じたのですが、昔通ったことのある道を通ると、「あれ、こんなに狭かったっけ。」と思うことが増えました。
芦有道路も同じで、ただの狭い坂道でした。これで、路線バスや有馬温泉行の観光バスも走りますから、少々危険です。

途中、大変見晴らしの良い展望台がありましたから、トイレ休憩に立ち寄りました。



すると、駐車場にクラシックカーからスーパーカーまで、総額1億を超えそうな車が並んでいました。(ちなみに、真ん中の白のステーションワゴンが我が愛車)
そこに居た人の話を立ち聞きしていると、「まだ、ウラカンが来ない。」とのこと。
ウラカンというとランボルギーニでしょうから、そのような車の集まりがあるようでした。(これ、翌朝謎が解けました。)
如何にもクラシックカーで、凄いエンジン音をたてていた左端の一人乗りのオープンカーが先に出たのですが、私も他の車を尻目に、その車を追って先を急ぐことにしました。
芦有道路、950円かかりましたが、有馬温泉に向かって下って行くと、こちらにも展望台がありました。
ただ、この方向では有馬温泉と三田市しか見えないからか、誰も居ませんでした。





笑ってしまったのがこの先に会った展望台で、作った後で木々が茂ったのか、ほとんど景色が見えない状況になっていました。
有馬温泉を通り抜けると、いつの間にできたのか、阪神高速7号線がありました。
新神戸駅にカーナビを設定していましたから、7号線に乗れと命じられて乗って、途中でカーナビ命により新神戸トンネル方向に曲がり、長い長いトンネルを進むと、なぜか大変優秀なカーナビは直進を表示したのですが、道路標識では新神戸駅は左折でしたから、標識の方を信用していくと、トンネルを抜けて新神戸駅の真横に出ました。

つまり、標識の方が正しかったわけです。
まだ12時で、思いのほか早く着いたのですが、丁度1台駐車場が空きましたから、そこに駐車して駅のレストランで昼食をとることにしました。
のんびり昼食をとったつもりでしたが、30分しかたっていない12時半でしたから、まずトイレに行くと、なんと特大のムカデを発見、危険だから殺すかと踏んづけたのですがなかなか死なず、大の個室の中まで追いかけてようやくとどめを刺し、トイレットペーパーに包んで流しました。
そこでふと振り返ると、個室にリュックサックの忘れ物を発見、丁度外に居たガードマンに知らせたところ、ゴロゴロを引きずった若者が慌てて帰ってきましたから声をかけると、そのリュックの持ち主でした。良かった良かった。
その後1時間早く来た同級生と話していたのですが、他のメンバーが現れたのは13時10分頃で、待ち合わせの車の残り3台は、駐車場が満車で並んで待っていることになりました。
集合時刻に遅れたメンバーが一人出たため、1台残ってもらって、残りの3台は先に出て、淡路島のおのころ島神社で待ち合わせることになりました。
先ほどはつまづきましたが、優秀なカーナビの指示により、円滑に阪神高速から明石海峡大橋を通って淡路島に渡りました。
私、淡路島島内を運転するのも、明石海峡大橋を渡るのも初めて(それもあって、わざわざ那須から800キロ近く走って来たのです。)でしたから、見晴らしの良い一番左の車線を走ったのですが、海面からの余りの高さに、高所恐怖症ではない私でも怖いと思いました。
高所恐怖症の人は、一番内側になる右の追い越し車線を走りましょう。


おのころ島神社、ばかでっかい鳥居がいい目印になりました。
おのころ島神社には私が一番乗りして20分ぐらい待って、ようやくこの時点での予定参加人員13名全員が揃いました。
この神社、実は、私は全く知らなかったのですが、イザナギイザナミの国生みの時にできた島の一つであるおのころ島が淡路島という話ですから、大変由緒正しき神社だそうです。
神社の前に、野菜の無人販売所があったので、私はお土産に淡路島名物の玉ねぎを買い込みました。
一袋200円で5袋買ったのですが、この後観光地の売店で見ると、半分の量で600円以上していましたから、お買い得でした。
みんなで参拝して、まだ15時前でしたから、ホテルに向かう予定を変更し、徳島と結ぶ大鳴門橋のたもとの「道の駅うずしお」に行くことにしました。
「道の駅うずしお」、大鳴門橋を下から見上げることができるといううたい文句につられて行ったのですが、工事中で、上から見ることができる売店の有る地点までしか行けませんでした。


大鳴門橋、上から見たらこんな感じでした。
おのころ島神社から道の駅うすしお、中途半端な距離で、カーナビでは高速1区間だけ乗れと出ました。180円なので乗って行きましたが、一般道で来た他の3台と10分ぐらい差がつきました。
ここからホテルまでは近かったので、のんびり走って行きました。



今夜のお宿、グランドメルキュールアワジアイランドリゾート&スパです。
確かに高級リゾートで、施設、温泉、食事、どれをとっても最高でしたから、値段だけの価値はあります。

お勧めします。
週末だったこともあり、満員御礼の盛況でした。

続く。