明日は、台風直撃の予想で、今日はたまたま地元の小学校の行事に自治会コミュニティー推進協議会の副会長として出席しましたら、明日は臨時休校のお達しが既に県から来たとのことでした。
昔は、当日にならないと休校にならなかったのですが、この辺は、改善されているというべきなのでしょう。
さて、続きです。
無事那須に落ち着くことになった幸子ですが、早速祖母の忌引き明けに、夫に付き合って、子供たちの学校に、再婚の挨拶に行きました。
息子宏和の担任が、長野の名家の娘阿智節子だったのですが、阿智家は、幸子の元夫の家と、商売でつながりがり、何と幸子のことを知っていたのです。
そこで彼女は、阿智家や元婚家の伊東家の親戚の間では、夫修平が亡くなった時に、何故優秀だった幸子が後を継がなかったのかと、かなりもめたことを初めて聞きました。
幸子は、古臭い伊東家の中では、産まず女幸子は立場が弱く、全く相手にされなかったのだと、茶化して答えたのですが、それなりに見る人は見てくれていたことを初めて知って、気が楽になりました。
節子からは、京大に行きたければ、死ぬ気で勉強しなさいと葉っぱを駆けられた宏和でした。
彩と友美は、進学科ではなく、調理課と普通科でしたし、友美はともかく、彩は調理課ではトップの成績でしたから、何の問題も無く、あいさつ回りをして帰ってきたのですが、幸子は、美女の上に、俊一郎と同じく京大卒ということで、大変注目を集めましたから、幸子は、京大閥の強みをいろいろ説明して、宏和にやる気を出すよう励ましました。
宏和も、父が、全く出世に興味は無い反面、会社の中では、上下関係から慣例、常識とされている、ホウレンソウすら無視して、強硬突破し、全て結果オーライに終わらせていくことを知っていました。
そして、「京大卒だからできるんだ。」との変な言い訳でOKされていたことも知っていましたから、じゃあ、真知子と結婚するためにも、京大に入学できるように頑張るか。とようやくその気になりました。
彩は、父の職業には無関心だったのですが、友美は、父の強行突破で、本人だけでなく、亡き母朋子が悪く言われていたことを知っていましたから、むしろ、父の快挙によって、散々悪口を言っていた上司の立場が悪くなっていくことを、喜んでいました。
これ、会社の人たちは、俊一郎のイージスを知らなかったことは悲劇で、後輩の癖に、結構とんでもない契約でも成功させていく俊一郎に嫉妬して陰口をたたきまくった結果、次々と病人が出て、病死した者まで出たのです。
まあ、彼の悪口を言うと呪われる、と言っても、京大の後輩聖護院真智のような分析ができる者が居なければ、誰も納得しなかっただろうとは思いますが。
宏和は、半ば冗談で、亡き母朋子は、父とのセックスで、百発百中と言っても良い確率で妊娠していましたから、継母幸子も、大丈夫だと請け合ったのですが、本当に、那須に来て一度も生理を迎えることなく妊娠しましたから、宏和が言うように、一発必中だったのかも知れません。
元々、父に似て、クラスでの成績よりも業者の模擬テストの学年成績の方が良かったため、教師たちを悩ませていた宏和ですから、幸子の特別指導で、成績は急上昇し、これなら大丈夫かと、京大を受験させてもらえることになり、共通テストも本番も驚異的な強さを発揮して、甥の輝和と共に、京都大学に合格したのです。
この時笑えたのは、宏和は、霊感を利用して、受験問題を予想し、見事に的中させて、満点に近い成績で、医学部に合格したのです。
おこぼれで、もともと合格間違いなしと言われた輝和も、好成績で、理学部に合格していました。

もう夏も近いのですが、スズメがまだたかっています。

夏日なのに、湯たんぽにはりつくヤマトとニコ
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