仕事で北海道に来ています。
北海道、涼しいことは涼しいのですが、ここ数日那須も十分涼しかったので、それほど差は感じませんでした。

さて、チロと4匹の子猫たちが、原発事故で全村避難中の福島件某村から我が家に来て3ヶ月がたちました。
子猫が何時生まれたのかは、全村避難中のできごとでよくわからないのですが、4ヶ月から5ヶ月というところのようです。
飼い主のいない3ヶ月間、母猫チロは、自分の餌を確保すると共に子猫を出産し、育てていたのですから、母の鑑です。
それでも、人間に対する信頼を失っていないのですから、飼い猫の鑑でもあります。
母猫の影響でしょう、子猫も人間を信頼しきっています。
肩にも乗りますし、甘えますし、可愛い子猫たちです。
その分なめられている気もしないではありませんが、困ったことは、家中を駆け巡ってぐちゃぐちゃにすることです。
全力疾走できる広い家であることが、よかったのやら悪かったのやら、子猫たち、よく遊び、よく寝て、よく食べて、よくお乳も吸って、よく育っています。
我が家に来た時には、片手で4匹持てたのが、今や両手でも持てなくなってきました。
母猫チロのお乳を吸っているところなど、母と余り大きさの変わらないのが4匹吸い付いているのですから、気の毒になります。

よそ者5匹の跳梁に、原住民?23匹は面白くないようで、あたり構わずスプレーしたり、悪さしまくりで、妻が後片付けに追われています。
それでも、大分落ち着いてきたようにも思いますし、5番目に若い夏目(昨年生まれ)は、子猫と一緒になって遊んでいます。

全村避難時に一緒に連れて行ってもらえたものの、避難所では飼い続けるのが難しくなって一足先に我が家で預かった茶虎猫リンも、実はまだ夏目と同じぐらいの年齢なのですが、我が家の猫では最大かつ最重量級で、態度もでかくて猫たちのひんしゅくを買っています。
でも、彼も頭の中は子猫たちと同レベルらしく、夏目とともに子猫たちと遊んでいます。

15歳オーバーの老猫軍団は、明らかにぼけて来ており、トイレに入る積もりで頭だけ突っ込んで粗相したり、人間のトイレの前で粗相したり、そろそろ介護が必要となってきました。
それでも、時間を見計らってトイレにつれていってなでてやると、ちゃんとしてくれますし、老猫介護もやりがいのある仕事です。

毎朝毎晩大掃除しているような我が家ですが、猫たちのお陰で夫婦円満に暮らせていることも否定できません。
昨夜は、私のお気に入りのミトラが一緒に寝てくれましたし、妻にはクロ、ネロの黒猫シスターズが添い寝していますし、可愛い猫たちです。

幸い、この1年、悲しいお別れには出会っていません。(その結果、5匹純増)
何時までも、元気でいて欲しいなと思うのは、子供と同じです。
その子供、一番下は片付いたものの、上二人はアラサーで独身。
早く自分の家庭を築いてもらいたいところです。

画像は、すっかり大きくなってもまだお乳を吸っている子猫4匹、アオベエ、キスケ、アカネ、デンボです。(おじゃる丸から名付けました。)
私の椅子上の狭い場所でも、根性で吸っています。
なめてやっているのが、母猫チロです。
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