昨日は、首都圏を台風15号が直撃しました。
その中、多くの帰宅困難者がまた出たわけですが、当初から直撃が予想されていたのですから、まず、出社させない選択ができなかったのでしょうか。

それから、帰宅させるにしても、午後一番には京葉線や東西線が既に止まってしまっていたのですから、午前中に勧告しなくては間に合わなかったはずなのです。
つまりは、午前中3時間程度の労働しか期待できない状況だったはずで、それなら最初から台風襲来にそなえて自宅待機とした方がよかったのではないかと思いました。
仕事があるからと言い訳する人が多いと思いますが、大変な思いをしてまでする仕事が果たしてどれだけあるのか、その中でも、昨日絶対にやらなくてはならない仕事はそれほど多くはなかったと思います。
NHKで午前11時に退社させ、社員を無事に帰宅させることに成功した一流企業を紹介していましたが、2時間で仕事の整理だけさせて退社させたとのことでしたから、やればできるはずです。

ちなみに私ですが、早朝千葉の仕事がキャンセルになった時点で、東京の事務所に出勤する選択があったわけです。
しかし、千葉が駄目で東京でまともに働けるはずがありませんし、昨日やらなくてはならない仕事はないと割り切り、休暇を取って休む選択をしました。
結果は正解で、東京に出勤していたら、千葉のホテルに帰れなくなるところでした。

決して仕事を軽視しているわけではありません。
今回も、千葉の仕事を確実に行うために、自費で千葉の妙典に泊まっているわけで、台風のことも事前に予想できたことですし、たとえ仕事ができても、那須の自宅には帰れなくなることも予想できましたし、那須から千葉に出勤できなくなることも十分あり得たために行った選択だったのです。

以前の大雪の時にも迷わず休む選択をしましたが、私が休む時、あるいは、本来自宅から通勤するはずが今回のように泊まり込む時は、首都圏の交通網が乱れることが大変多いのです。

危険回避のためにも、災害が予測されるときは、積極的に休みましょう。
災害も、犯罪も、交通事故も、危険を察知し、積極的に避けるのが最善の策なのですから。
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