東奔西走というか、今週は川崎で、来週は北海道で仕事です。
でまあ、最近ブログの方はさぼりがちなので、ひまつぶしがてら、膨大な量になってしまったレムリア編前世記憶シリーズのディクショナリーを少々紹介したいと思います。

まずはじめにですが、私には複数の前世記憶がありました。
これらは、当然のように並立していたのですが、幼少期は自分の人格がはっきりせず、むしろ前世の人格に体を乗っ取られているような状態の時もありました。
その分、幼児とは思えぬ才能を発揮してもいたのですが、幸か不幸か、10歳の時にようやく今の自分の人格が確立され、前世記憶との共存も自分が主導権を持つことができるようになったのです。
レムリアの記憶もその一つなのですが、時代が時代であるせいか、当初ははっきりしないものでした。
ところが、1995年に仕事で海外研修に派遣され、アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、イギリスと6カ国を巡ることができました。
この先々で大変暗示的なできごとが相次いだのですが、帰国後、その時のパリを舞台にしたロマンス小説を書き始めました。
実際はそんな経験はなかったのですが、主人公と現実の自分、ヒロインと現実の私の妻、それぞれの経験をミックスしたものでもあったのです。
しかし、私も妻も前世の記憶を持っており、その共通項となったのが、レムリアの記憶だったのです。
そのためか、著者となる私自身、自分で書いたという感覚ではなく、前世の自分や、世界を見渡している存在(イギギ(スメル語で看視者との意味らしい)というこの世界のできごとを看視する者)の視点で描いているように感じています。
ただ、書いていて困るのは、登場人物の名前で、私、超人的な記憶力を誇る部分がある反面、人の名前と顔については、常人以下の記憶力しかなく、物語中でも、その欠点が遺憾なく発揮されてしまうのです。
ですから、このディクショナリーは、自分のために、物語の執筆の助けとするために、書いたものなのです。

ア行

・アガルタ(地名・関連・アースガルト)
アースガルトもしくはアガルトと呼ばれる地域の中心地、国としてのアガルトの都。
現在のヨーロッパとの関連が示唆されるが、当時は現在とは大陸の配置自体が異なっているようなので、一概には言えない。(以下、地理的なもの全てに共通)

・アガルト(国および地域の名、関連アースガルト)
移転したアースガルトに築かれた国であり、その地域全体を示す地名でもある。
中心地にある都はアガルタ。
現在の位置感覚では、ヨーロッパ、アガルタは、ドイツ中部あたりになるが、前述のとおり、大陸の位置関係が異なるため、同一ではない。

・アグニ(神名)
ヒンダス(インドのような?)の火の神の名前。
火だけでなく、大きなエナジーをも表す。
象徴される色は赤。
ヒンダス王家は、この火神アグニの血を引くと伝えられている。

・アグニの光(兵器の名前・正式には、「火の神アグニの鉄槌」)
ヒンダスの持つ超文明的飛空艇ヴィマーナ・インドラに装備された最終兵器の名前。
複合核兵器とも言うべきものであり、二段階に爆発する爆弾の最初の爆発によって、対象地域(半径10キロ程度の円)を半球状に熱線を遮断する物質で覆い(つまりは、その地域内から見れば、空が暗くなる)二段目の爆発によって、半球内に特殊な放射性物質が撒布される。
そして、ヴィマーナ・インドラ本船から、そのう半球の中心部に向かってエナジービームを投射することにより、放射性物質が反応、一瞬にして超高温の半球が出現し、その中のものを、焼き尽くし、溶かし去る恐ろしい兵器であった。
ヒンダスは、大異変後、食料及びエナジーの帰属を巡って内戦に陥り、自国民の保護の大義名分により、北部都市国家連合の6都市に対し、このアグニの光を使用した。
数十万人の命が一瞬にして奪われる痛ましい結果となったが、熱線遮断物質は、内部を超高温とするために、放射線も遮断する優れた特性を持っており、攻撃対象となった地域の外部にはほとんど被害も汚染をもたらさない大変優れた核兵器であった。

はて、いつまで続くことやらわかりませんが、ひまつぶし編、とりあえず続けますので、前世記憶書庫をご覧になる際の参考にしてください。