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高知での仕事を終え、今日那須に戻ります。
今日は日曜なので、朝市を見ていこうかと思っていますが、年々観光化されて、以前のような素朴さやお買い得感がなくなってきたのが残念です。
さて、続きを急ぎます。

圭子、自分だけは俊一郎とセックスしていなかったことがなんとなく割りきれなかった。
「私、青木さんの後は悪いことしてへんわよ。」
それで由岐枝は、シャンティーのことを思い出した。
「あっ、そうだ。シャンティーで私にいたずらしたの誰。」
圭子が正直に答えた。
「えへっ、それは私です。」
「もう、おしおきよ。」
しかし、圭子の方が一枚上手だった。
「きゃっ、気持ちよさそうやん。」
切り替えされて由岐枝は真っ赤になった。
「あーら、まだ感じやすそうやね。」
晶子にも言われて由岐枝は夫に寄り添ったので、俊一郎が気遣って頼んだ。
「お腹の子に障ると良くないから、余り刺激しないでくれ。確かに凄く感度いいから。」
「もう、俊一郎さんまで。」
皆笑ったが、圭子は半分本気で言った。
「私、俊一郎さんがセックス上手やって知ってたら、一度ぐらいやりたかったわ。」
俊一郎は、由岐枝がびくっとしたのがわかったので、うまく言い返した。
「たまたま二人との相性がよかったんだろう。二人しか知らないんだから、上手か下手かなんてわからないし。」
由岐枝と晶子も顔を見合わせた。
「そうね。私たちも俊一郎さんしか知らないし。」
「それよりも、晶子さんも親子の対面も済んだだろうし、二人ともまだ若いんだし、いい相手探したらどうだい。」
圭子もそのことは考えないでもなかった。
「そやね。何と言っても、私まだ子供生んでへんし、まだまだ若いし、考えようかな。」
由岐枝は、晶子も考えるべきだと思った。
「晶子さん、あなたもよ。いざとなったらジュニアは引き取るから。」
言ってしまった後、よかったのかしらと思って夫の顔を見上げると、彼もうなずいた。
「それはかまわない。由岐枝は少し大変だが。」
由岐枝、夫は余り表情は変えないものの、本当にやったら結構大変だと思っていることはわかった。
しかし、晶子はきっぱり言いきった。
「私、6年間圭子に母親任せてみて、やっぱり自分の子供が大切だと思ったの。だからジュニアを、たとえ由岐枝さんでも、他の人には預けたくないし、全てを受け入れてくれる人が出てこない限り結婚はしないわ。」
「出てきたらどうすんねん。」
圭子は、晶子は子持ちながら自分より清楚な感じの美人だし、その気になればいくらでも口はあるから、意地悪く聞いてみた。
すると、晶子はそれ以上突っ込まれると思っていなかったらしく、困惑した。
「うーん、とってもいい人だったら考えるわ。」
「いい人って、どんな人。」
なおも圭子が突っ込むので、晶子面倒くさくなってこう答えた。
「俊一郎さんよりいい人。」
すると、今度は由岐枝が突っ込んだ。
「やっぱり比較しちゃうでしょ。初めての人と。」
晶子は、正直に思ったままを答えた。
「うん。その上よかったから余計ね。なかなか俊一郎さん以上は考えられないわ。」
答えた後で、晶子も彼しか知らないし、顔を赤らめた。
「確かにそうやね。無意識の内に比較してるわ。」
圭子まで言うので、由岐枝は彼女が俊一郎を振ってまで選んだ初めての人のことを知りたくなった。
「圭子さんのはじめての人って、どんな人だったの。」
「そうやね、同じエリートでも、俊一郎さんとは好対照やったわ。」
圭子は苦笑していたが、圭子の相手の先輩のことを良く知っている俊一郎も付け加えた。
「結構いい男だったし、とてもいい人でもあったんだけどね。」
「そう。いい人なんやけど、この人とはえらい違いやったの。」
「どんな風に。」
由岐枝と晶子は興味を覚えた。
「俊一郎さんって、自分じゃああせいこうせいって言わへんでしょ、由岐枝さん。」
「そうね、婉曲に私がそうするように持っていくわね。」
圭子も知っているから少し皮肉った。
「それが小憎らしいんやけど。」
俊一郎は苦笑し、3人は笑った。
「私の相手の青木さんはね、自分でここに行きたいとか、こうしたいとか言ってくれたんよ。」
「じゃあ、それなりに幸せだったんじゃないの。」
由岐枝に言われて圭子はうなずいた。
「そうね。それも一つの幸せだったんだけど、やってしまってからおかしくなったの。あっ、そうや。由岐枝さんに聞きたかったの。この人とやっちゃって、その後どうだった。」
由岐枝は、思い出すと恥ずかしくなって赤くなった。
「そうね、本当に初めてだったらどうなっていたかわからなかったんだけど、圭子さんのお陰でセックスの快感知らされた後だったからか、とても良かったの。それで、パリじゃ毎日求めてしまったわ。」
晶子は意外だった。
「おやおや、それは意外ね。感度が良さそうなのはわかったけど、いかにも純情可憐な乙女だったあなたが。」
圭子はそれよりも、彼女がどうやって俊一郎に迫ったかの方が気になった。
「由岐枝さん、どんな風にこの人に迫ったんよ。私、それが一番知りたいわ。」
由岐枝は、真っ赤になりながらも自分から話すことにした。
「シャンティーで、圭子さんたちに散々いじめられたじゃないの。」
晶子も、由岐枝には魅力を感じていた。
「圭子がやりまくったんやけど、私も、あなたには欲望感じたわ。感じやすいし、素晴らしいプロポーションだし、男がレイプしたくなる心理がわかったわ。」
「もう、しょうも無いこと言って。それで、あの後パリまで帰ったでしょう。」
「当然よね。」
「もう、私はほんとにショックだったのよ。あんなことされたの初めてだったし。でも、あなた達のお母さんと、ツアーの二人が同行していたから、あの後ばれないように必死に隠して何とかパリまで帰って来たたんだけど、俊一郎さんの顔見た途端プッツンしちゃったの。」
「プッツンしてどうなったの。」
圭子が笑っているので晶子が聞いた。
「パリに戻って、お母さんと二人でホテルの彼の部屋に首尾を聞きに行ったの。でも、お母さん、私に何かあったことは気づいていたらしく、素直に彼に甘えなさいって言って、私達を二人だけにしたの。その途端プッツンして、彼をベッドに押し倒して胸の中で大泣きに泣いたの。で、その内また思い出されて気持ち良くなって来て、彼から同じ快感を得ないと我慢できなくなって、自分から裸になって頼んだの。抱いてって。」
二人が唾を飲み込んだのがわかったので、俊一郎は笑った。
「それで、流石の神坂俊一郎もあっけなく陥落したのね。」
圭子がからかうと、俊一郎は真面目に答えた。
「あの状況では、やるのが最善と思ったからしただけだよ。」
「嘘でしょ。由岐枝さんの裸見たら、逃げられへんかったんでしょうが。」
圭子の言葉に、俊一郎も認めた。
「それも事実だ。しかし、見事なお膳立てだったよ。圭子さんには感謝せねば。」
圭子も、正直に白状することにした。
「私たち、最初シャンティーの近くに落ち着こうかと考えて二人で下見に行ったんよ。でも、由岐枝さんがやってきたし、俊一郎さん別行動で鬼もおらんし、ちょっと脅してやろうかな、と思ったんやけど、母が一緒だったから、手出せへんやない。ところが、なぜか一人だけになって私たちの方にのこのこやってくるんやもん。飛んで火にいる夏の虫で、最初は脅すだけの積もりやったんやけど、由岐枝さんの体見たらついむらむらと来て、触ってみたら見事に反応するし、思いきりやっちゃった。感じてくれて嬉しかったわ。私までいっちゃいそうになったんやもん。」
今度は、真っ赤になっている由岐枝を抱きながら、俊一郎が唾を飲み込む番だった。
「でも私、もしあの時俊一郎さんに抱いてもらえなかったら、本当に変になってたかもしれないし、この人を恨んだかもしれないわ。もしかしたら、発作的にセーヌ川に飛び込んで死んでたかも知れないわ。」
「えーっ、そんなことまで考えたの。」
晶子は心配したが、圭子はすかさず付け加えた。
「そう。私はそれを狙ったのよ。」
しかし、晶子はでまかせを言っていることを知っていたので、からかった。
「嘘おっしゃい。単にノリだけでやっちゃったくせに。」
「あら、わかった。」
3人が笑うと、晶子はさらにばらした。
「私、はらはらしたわよ。脅すだけのはずがエスカレートするんですもの。人が来たらどうしようかって、気が気じゃなかったわよ。」
「えーっ、そのままあそこで服脱がされてやられたの、私。」
由岐枝もそうではないかと思ってはいたが、あの場でそんな状況でいたずらされたかと思うと、またおぞましい快感が甦ってきて当惑し、俊一郎に強くしがみついた。
「そう。木のテーブルの上にシートを敷いて、由岐枝さんの両手両足を縛ってやっちゃったわけ。」
また俊一郎が生唾を飲んだようなので、圭子は笑った。
「もう、俊一郎さん何か言ってよ。」
妻に促されて、彼は正直に言った。
「うん。私もやりたかった。」
「もう、何てこと言うのよ。」
二人のやりとりに晶子と圭子は大笑いした。

続く。

画像は、1か月たってすっかり猫集団になじんだアシメです。

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