レムリア時代、私は6人の天使と関係しましたが、以前にも少し触れたかもしれませんが、名前はゾロアスター教のそれでしたし、6人の数も共通点はあります。
ただ、羽は生えていませんでした。
強いて言えば、彼らは瞬間移動を含めて空中を移動することはできましたから、後世の人々が飛行能力を翼と結びつけたのかもしれません。
また、もう一つの説としては、普通の人には見えませんが、オーラのように彼らの周囲を包んでいたものが翼を背負っているように見えた可能性もあります。
私が聞いた説明では、彼らはこの世界とともに作られ、存在し、これから先も存在しているであろうとのことでした。
しかし、時間についても人間が思っているほど確固たるものではないようですから、彼らの説明にしても、異論はあるでしょう。
とにかく、人間から見れば不老不死の彼らですから、考え方の大本から違う面はあったと思います。
私は、大異変後の復興に際し、人々の心のよりどころとして、彼らと仲良くし、神に仕立て上げて利用しました。
私の感覚では、人間の価値観から見ると、現在言われているほど天使は善良な存在ではありませんでしたが、彼らは、不老不死でしたから、人間とは、考えのスパンが違うのです。
その辺は大目に見てくれて、私が頼むと、面白がって利用させてくれました。
ただ、皮肉は言われました。
「弱い人間は、いったい何から救われたいとおもっているのかしら。」と。
私は、負けずに返しました。
「自らの人生からですかね。」
私の答えに、彼らは笑っていました。