今年は、7月に入ってから半端ない暑さです。
那須塩原に来て40年になるのですが、今までで最高気温の夏です。
こちらで家を建ててからは35年なのですが、家を建てた当時は、夏は毎日のように夕立があって、その後は冷えて夜は寒いぐらいになりましたから、エアコンは必要ありませんでした。
必要になって来たのは5年ぐらいたってからで、それでも1台で家中冷えましたから間に合っていたのですが、10年ぐらい前から、2台になり、5年前から3台、3年前から4台に増え、1階2階とも2部屋ずつエアコンがある現状です。
それでも、4台すべてを動かしたのは、今年が初です。
まあ、代わりと言いますか、40年前は冬は零下15度ぐらいまで冷えましたが、近年は零下10度を下回る日は滅多になくなりました。
お陰で、庭に植えた南国系の果樹のフェイジョアが、枯れずにしぶとく生き残っているとも言えますが、温暖化は確かでしょう。
ただ、CO2が温暖化を招くとは言えないのが事実です。温暖化するとCO2が増えるのは確かですが、その逆は真とは言えないので、CO2削減が温暖化対策として正しいかどうかは、神のみぞ知る世界です。
脱炭素は、温暖化防止ではなく、資源の有効利用と考えるべきでしょう。
石油や石炭の鉱物資源は、エナジーに使ったら無くなるだけですが、資源として使えば物として残ります。
その点からも、私は安定的なエナジーとしては、原子力しかないと考えています。
太陽光発電は、周囲に大迷惑なのです。森であれば、気温も下がりますし、何よりも保水してくれますが、ソーラーパネルに変えてしまうと、今年みたいな暑い夏は、周囲は40度を超えるのです。
サイクリングコースにもあるのですが、その周辺は、暑いだけでなく乾燥してしまっています。
それでなくとも、ソーラーパネルの廃棄問題もありますし、発電する以上に周囲の気温を上昇させているようでは、本末転倒ではないでしょうか。
風力発電は、不安定な上、ぶつかって死ぬ鳥の数が半端ではなく、特に大型猛禽類の死因ナンバーワンとも言われています。
水力発電は、日本では比較的安定していますが、ダム一つ作るのも大変で、世界的に見ると、ダム一つ作ると広大な耕地が失われるので食料問題につながるという意見もあります。
むしろ、地熱発電は比較的影響が少ないので、もっと推奨すればよいと考えます。
エナジー問題を論じる気はなかったので元に戻りますと、今年は30度を超えた日数を数えますと、6月で12日、7月は現時点で20日です。
その日数分、エアコンが活躍しているわけです。
暑いと、特に老人は家に閉じこもってしまい、身体能力の衰えが危惧されますから、私は毎日サイクリングして防いでいます。
暑くても、毎日、熱中症にならない程度に走り回ってくると、健康維持にも役立つようです。



サイクリングコース、11キロのうち5分の1ぐらいは森の中や街路樹の木陰ですから、割と快適です。




冬に池に蓋をして防寒対策をするせいか、亜熱帯系の睡蓮も毎年花を咲かせてくれます。

この暑さがいつまで続くかわかりませんが、みなさま、熱中症にならないように気を付けて健康におすごしください。





 

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