北海道旅行記2015(パート2) | 『にゃんころがり新聞』

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 翌日。
 車で金比羅火口災害遺構散策路へ行きました。そこには噴火のためにデコボコになった道路があり、また、地中から斜めにせり上がった排水溝、朽ち果てた車などが保存されてありました。

(↑金比羅火口災害遺構散策路)

(↑金比羅火口災害遺構散策路からの眺め)

(↑斜めにかしぎ、取り残された家)

(↑いまだに地中から煙があがっている様子です)

 そこから、ザ・ウィンザーホテル洞爺までレッツラドンドン。2008年7月に各国首脳が来日しサミットが行われたホテルです。  行ってみるまではただのホテルかなあ?と思っていたのですが、侮るなかれ、一枚上手の高級ホテルで、エントランス前には赤い絨毯が敷かれ、一階ロビーの奥のテラスからは、思わず声が漏れるほどの、洞爺湖を上から見下ろせる絶好の見晴らしでした。なるほど、サミットの会場に選ばれるものがあるわけだと納得する思いでした。


 にゃん子さんが、そのホテルで評判だというパン屋さんでパンを買うというので、ぼくも便乗してクロワッサンなどを購入。頂上はぴゅうぴゅう風が吹き上げてきて寒いほどでした。その中でパンを食べた後、セグウェイの体験試乗へ。幸い、予約は入っておらず、すぐにプレイできました。  トレーナーさんが付き添って、乗り方から教えてくれて、はじめてセグウェイなるものにふたりして乗ったわけですが、これが意外に面白い。後で調べてみると、なんと一台百万円するんですね、その場で回転するのも自由自在、坂道もへっちゃらのこのマシン。おわってみると延長10分の合計30分では物足りないくらいに堪能しました。  まだ日本では見慣れませんけれど、アメリカでは公道なんかも走っているのでしょうか。セグウェイの先生になって、生徒さんから月謝をもらう生活も、ええのではないかなと、ふとそんな策士めいた思いつきも浮かんだのでした。

  それから、ぼくが室蘭に行ってウニ丼を食すことを主張するのに対し、にゃん子さんは「遠い」と拒み、ならば何処で食べるかとiPadで調べた結果、道の駅あぷたのウニ丼の評判が上々なのを知って、一路あぷたへGOGO。到着は2時半でした。

 パン二個では腹が減り気味のぼく。ウニ丼が食べたくて仕方ありませんでしたが、なんと食堂は2時で営業が終了と書いてあります。あちゃ~、一歩遅かったかと後悔するも、ニャン子さんが店員さんに交渉をしてくれて、ご飯は切れているけれどウニだけならあるよということで、1000円程度で、山盛りのウニが出てきて、見晴らしのよい海を望めるデッキテーブルで摘みました。うまい!  苦くない!  やっぱり本場北海道のウニは違いましたね。これでご飯があれば、なお最高だったんですけどね。
  さて、ウニも食べたし、あとはホテルに戻るだけと、ホテル方向へ車を飛ばします。途中、モニュメントを制していく、Googleが開発したネットゲーム、イングレスをやっているニャン子さんのためにホテル周辺をくるくる回り、地元の喫茶店でチョコパフェなどを頼んだあと、(500円で、山盛りのパフェがでてきました。東京だったら、絶対1000円以上しますね)、土産物屋で銘菓わかさいもなどを買い込んでホテルに戻りました。

(↑ホテル内の様子)


(↑ホテル周辺の景観)


  天気が良くて、相変わらず観光客の中国人が半数以上いて、ここは何処の国かと思うくらいでしたが、中国人が来てくれなければ最早日本経済が回らないのですから、歓迎しなければと思い直し、晩餐には海の幸恋しさ止まらず、毛カニを注文し、出てくるまでに30分くらいかかってしまいましたが、待ったかいあったほどの美味さでした。
  夜は、洞爺湖畔の打ち上げ花火に見入り、夜はもう寒いくらいで、上着を着込んだなりでふたりして夜空を見上げていました。


  今回も、天気も良くて、すかっとする旅行でよかったねと、存分楽しめたのでした。