『鈍獣』宮藤官九郎(戯曲)・・・83点
面白かったです。
何度も笑わせられました。
とっても軽やかな感じで会話は進みます。この軽さには可能性が感じられます。
存在の耐えられない軽さ・・・みたいな。読んだことないですけど。戯曲の耐えられない軽さ。
日本の作品って文学にしろ、重いものがけっこうたくさん書かれてきたように思うのです。
野田秀樹さんの選評にもあるように、宮藤官九郎の作品には漫画的な軽さがありますよね。
その軽さが人気の一因ともなっているんでしょうし、無限の可能性を秘めているようにも感じられるのです。
構成力は凄いです。
私なんか、最後らへんで こんがらがって 訳わかんなくなっちゃうくらいでした。