会談に応じたプーチン大統領の思惑は?

まず、トランプ大統領がロシアに対する制裁強化の動きを示していたこと。

具体的に言うと、ロシアから石油などを輸入しているインドや中国に対する2次関税をかけるような動きを見せてきたということなので、ロシアからすると、対面の首脳会談に応じることでなんとか、この動きを封じ込めていきたいというねらいがあるのではないかと思います。

ロシアからすると、なるべくこの停戦交渉を先送りさせて、今の戦闘を優先したいというところがあると思うんですが、いつまでも先送りすることは難しくなってきたと。

これまで6回、電話による首脳会談をやってきたわけですが、このタイミングで対面による首脳会談、これをロシアとしても受け入れざるをえない。

そして、トランプ大統領の関心、関与をつなぎ止めておきたいというねらいもあると思います。

 

ロシア正教会キリル総主教に洗脳されたプーチン。ウクライナ侵攻の核心は宗教戦争。キリル総主教とは?

 

世界宗教指導者教育(文鮮明先生の御言)
 数多くの宗教は、方向を変えるときにどこに変えればよいのか分からないのです。分からないので、私が連れていってあげなければなりません。ですから、宗教圏を連合して、私のあとについてきなさいというのです。

 今、イスラム教圏、仏教圏、東方ギリシャ正教、WCC(世界教会協議会)の責任者を中心として、インドで教育することになっています。世界教会協議会を共産党がコントロールしたのです。私はすべてよく知っています。そこの世界的責任者を抜いて、教育することを約束して来たのです。

 ギリシャ正教とロシア正教には連絡中です。自然に飛び込んでくるようになっています。それでは、今まで反対した歴史的なローマ教皇庁の代表を、約四十人だけ教育すればすべて終わるのです。新教国家であるアメリカでは、既に文総裁を歓迎できる段階に、すべて方向が設定されているのです。このように思うとき、宗教圏あるいは政治圏が、今、目の前で収拾段階に前進していることを知らなければならないということです。

 イスラム教圏は、いつも共産圏と一つになってきました。それで、アメリカに連れていって四十日教育をさせ、完全にイスラム教から共産主義を分離させながら天的基盤をつくっています。宗教連合圏を結束させたのも、そのためです。

真の御父母様の生涯路程 9より

 

ロシア正教トップが元KGB? 侵攻と信仰の”ただならぬ”仲【4月22日(金)#報道1930】|TBS NEWS DIG

22分目からキリル総主教とプーチン大統領の蜜月ぶりを紹介する映像

 

キリル総主教が世界教会協議会(WCC)へ宛てた書蘭(3月11日)
ロシアを公然と敵視する勢力が国境に迫ってきた。
NATOは軍事力を年々毎月増強している。
最悪なのは、そこに住むウクライナ人やロシア人を再教育し、ロシアの敵にしようとしていることだ。

ロシア正教 ロシア国民の7割が信者
キリル総主教 2009年2月に総主教に就任
2009年7月 『従軍司祭』を復活
2010年 ソ連時代に没収されていた教会の資産を返還
→有数の不動産所有者に
2020年 ロシア軍主聖堂 完成

キリル総主教は、核兵器まで祝福

 

2009年に、ミハイロフというコードネームを持つKGBエージェントであったと指摘されていることがタイムズによって報道された[9]

 

国際的な批判が強まるプーチン大統領ですが、その精神的盟友とも言われるロシア正教会のトップ、キリル総主教にも批判が集まっています。
「国際報道2022」の油井秀樹キャスターの解説です。

キリル総主教は、プーチン大統領の軍事侵攻について「対立の起源は西側諸国とロシアの関係にある。NATOが約束を守らず、ロシアとの国境に近づき、軍備を増強してきた。さらに、西側はウクライナの人たちを再教育してロシアの敵に作り変えようとした」という軍事侵攻に理解を示す声明を発表し、各国のキリスト教関係者からも批判の声が上がっています。
プーチン大統領とキリル総主教が目指す共通の価値観が「ルースキー・ミール」=ロシアの世界というキーワードです。
「ルースキー・ミール」は、「世界でロシア語を話す人やロシア正教を信じる人の連帯」という意味で、ウクライナやベラルーシなどをロシアの支配圏に取り込む狙いもあると言われています。
この「ルースキー・ミール」の実現を目指して、プーチン大統領が「政治的」に、キリル総主教が「精神的」に取り組んできました。

特に悲惨な状況にある『マリウポリ』、最近になってロシア軍が激しい攻撃を加えている『セベロドネツク』などがある、ウクライナ東部のドンバス地方(ドネツク州、ルハンシク州)は、ウクライナ語よりも『ロシア語』の方が通じるということです。
ドイツのメルケル前首相は若き日、ドネツクでロシア語を学んだ。

 

さらに、キリル総主教の痛手となったのは、2018年にロシア正教会からウクライナ正教会が独立したことだ。キリル総主教は、独立を認めた東方正教会の最高権威バルソノメオス総主教を名指しで改めて批判した。

プーチン大統領も、欧米とバルソノメオス総主教が結託したとみなして非難した。

それにより、プーチン大統領(ロシア)はウクライナに侵攻した。

プーチン大統領とキリル総主教のねらいは、ロシア語を話す圏内やロシア正教を信じる人々を全て、『ロシアの国家』にしようとしている。つまり、ロシアによるウクライナ侵攻は、宗教(ロシア正教)対立が根っこのある紛争ということができる。

(写真画像右下をクリックで動画再生)

 

米ロ首脳会談にロシア正教のキリル総主教が加われば、より意味があるのではないかと思います。

首脳会談後のウクライナのゼレンスキー大統領との会談に注目です!!!

 

 

ロシア正教・キリル総主教に洗脳されているプーチン大統領。このキリル総主教を抜きにしては根本解決は難しいようです。

 

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